初めてのソロキャン。

kamome78

2016年06月15日 23:33



愛犬の大和を連れて初めてのソロキャンに行ってきたので記録に残します。




ある日の週末、急遽奥さんと娘は東京に住む義母の家に遊びに行くことになり、息子は近所に住む実母(kamoばあ)の家に泊まりに行く事になった。

突然に降りかかってきた1人ぼっち。


さぁ…どう過ごそう。


家に引き籠って朝まで桃鉄をするか…

1番好きな俳優であるロバートデニーロの作品を夜が明けるまで見続けるか…

行きつけの居酒屋でマスターと全日本プロレスと古傷の痛みについて語り明かすか…














悩んだ末、折角のチャンスなので初めてのソロキャンに行くことにした。









当日決まったことなので、予約なしで行ける場所と言えば、ここしか浮かばなかった。

トイレがNGなので家族では絶対に来ることができない場所だが、ソロなら自分が我慢すればいいだけなのも決め手だった。

一応わずかな願いを込めて薄目でトイレを覗いてみたのだが、男女兼用にも関わらず前回よりも遥かにド派手なウン◯がはみ出していた(笑)


もはやこれがここのノーマルになっているような気がする。


想像を絶する地獄絵図に、もはや悲しみを通り越して苦笑いしか出てこなかった。



以前、髭茶髪さんと初めてここに来た時、ゴミの散乱やあまりのトイレの汚さに衝撃を受けたのは記憶に新しい。

その際、二人で、、

「ヤバいねここ…そのうちキャンプ禁止にでもなっちゃうんじゃないの?」

な~んて会話をしていたのだが、まさか現実になろうとは…。

とても残念だけど、この現状を見てしまうと仕方ない気もしてしまう。

せめて今はこのウン◯が、キャンパーがしたものではないと心から信じるのみである。










翌日が雨予報だったせいか、土曜の昼過ぎに到着したのに意外と空いていたので、駐車場のすぐ脇に張らせてもらうことにした。







深夜から雨の心配があったので設営も必要最小限で完了。

設営中も大和は本当にお利口さんであった。










昼食はヒロミのキャンプ飯で有名なこれを作ってみることにした。






茹でたサラスパに醤油、バター、松茸のお吸いものを絡めるだけというシンプルなものだったが、しっかりと和風パスタな味わいを堪能することができた。

ヒロミ曰く、パスタではなくサラスパにするのも時短によるガス節約の為らしい。











そんなパスタを食べながら、大和と即席で作った犬語で談笑。

はたから見たら通報レベルだったかも知れない。











そんな大和の食事用に、愛用している大事なソロテーブルを貸してあげる事にした。

もちろん大和だから特別である。










初めてのソロで不安だったこと…

それは孤独と虫だった。

そんな虫嫌いな私にとってこれは必需品。

ボタンひとつで突然襲いかかってくる虫達にベギラマを喰らわすことができるスグレモノ。

私にとって「君がいるからソロができる」と言っても過言ではないほど大事な存在。







生まれて初めてのソロ。


アクビが止まらないほど静かな時間。


好きなように自由に過ごした…









散歩したり、、、








読書をしたり、、、









昼寝をしたり、、、











右手と左手でジャンケンしたり、、、









酒を飲んだりと。








本当に贅沢な時間だった。








1人なので食べ物も自分次第…

好きな時に好きな物を食べた。







家で作ってきた煮玉子の美味しさに、1人静かに頬を緩ませた。








そんな私の夕飯は鶏肉。









1人だとこれだけで十分だった。









深夜から雨が降る確率が高くなったので、夕方過ぎにタープを撤収。

その後はただイスに座り、ただただ遠くを見続けて過ごした。




遠くを見る

酒を口に含む

大和を見て微笑む

遠くを見る

酒を口に含む

大和を見て微笑む



2、3時間この繰り返しだった。









しかし夜は肌寒くなったので幕内で過ごした。



幕内で1人静かに飲む酒。


自分だけの秘密基地。


ふいに食べた堅あげで歯茎を痛めた。




その痛みがキッカケだったのか、急にホームシックにも似た孤独感を感じるようになり、酔いと睡魔と歯茎の痛みで薄れゆく意識の中、娘と一緒にカラオケに行った時の動画を見ながら、少しだけ涙ぐんでしまった。

そして23時頃、1人静かに目を閉じた。

大和はリードを付けて「オシッコ」と言いながら幕の外に出すと、ちゃんとオシッコをして幕に戻ってくるお利口さんなので助かった。











翌朝、5時過ぎに目を覚ますと案の定の雨。

タープなどを前日に片付けていたこともあり撤収はわずか15分程で完了した。

ウン〇が出来ない恐怖を感じ、6時前には帰路についた。



そして家に着いてからというもの、間違いなく大和の私に対する態度が変わった。

元々言う事は聞いているのだが、さらに私に忠誠を尽くすようになった気がする。

丸1日2人(?)だけで過ごしたので、大和の中で主従関係がさらに強化されたのかも知れない。


そんな、大和を連れての初めてのソロキャン…

フリーダム過ぎて完全にクセになってしまった。

また必ず行こうとここに誓おう。

それと同時に、次は絶対に涙ぐまないと心に誓う。






完。

































~オマケの話~







最近の私、毎年ながら千葉ロッテマリーンズに夢中。

近いので頻繁に球場にも通っており、現在パリーグ2位につけているロッテを応援する日々を送っている。

首位であるソフトバンクがあまりに強すぎるので1位になれる気は全くしないが、日々の一喜一憂が本当に楽しい。







娘も球場について来てくれるからなおさら楽しい♪

野球のルールも知らない娘がついてくる理由…

それはここのモツ煮が大好物だから。

私の渾身の手作り弁当+モツ煮。

この最強コンビで、今月もまた娘を球場デートに誘っています☆





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