折角の三連休。
本来であれば2泊3日でのファミキャンを予約していたのですが、8日の午後から娘が部活となってしまい、やむ得ず1泊2日のファミキャンとなりました。
部活の翌月1ヶ月スケジュール表が前月の終わりにならないと配られないため、最近のキャンプブームの影響で数ヶ月前には予約しておかなければ安心できない3連休キャンプなどは先が読めずに本当に困ります。
幸い今回お世話になる柿山田オートキャンプガーデンは土壇場でもキャンセル料が一切かからないという良心的キャンプ場だったので助かりましたが、今後のファミキャンは娘の部活に備えてキャンセル料のかからないキャンプ場でのファミキャンが中心となりそうです。
でもこういうファミキャンの方々って結構多いんだろうなぁ…w
徐々にファミキャンが減っていく大きな理由ってやっぱり部活やクラブ活動ですよね。
そんな訳で今回初めてお世話になる柿山田オートキャンプガーデンに到着したのは昼の12時ちょうど頃。
30分毎の料金を支払えばもっと早いアーリーチェックインも可能だったのですが、午前中までが雨予報だったのであえて昼着にしたのです。
このキャンプ場は千葉県でも人気の高いキャンプ場で、特徴的なのはファミリー限定のキャンプ場だということ。
若者集団でのキャンプやグルキャンなども禁止なようなので、深夜の騒音や迷惑行為を気にせずに安心してファミキャンを楽しめられるのも人気の理由となっているようです。
数年前から来たいと思っていたキャンプ場だったのですが縁に恵まれず、子供が中学生と高校生になった今更ながらやっと来ることができました。
到着したらまず管理棟で受付をし、男性管理人から場内説明を受けます。
丁寧かつフレンドリーに説明してくれて、非常に好感が持てました♪
今回、kamome家がお世話になるサイトは川沿いのBサイト。
電話での予約時にサイト指定ができるようで
「初めてなのですが、どこかオススメのサイトありますか?」
と聞いたら、赤丸のあるBサイトの突き当りを押さえてくれたのです。
場内の所々には天然水が流れており、自由に汲むことができるので飲料水の持込みは無用です。
管理人さんから指定されたサイトはBサイトの中でも一番突き当りにあるB7.8サイトを両方自由に使って下さいとのことでした。
どちらか1サイトだけなら間違いなく狭いですが、両方使えるのであれば広々としてるしプライベート感もあって良いサイトだと思います♪
午後になっても雨が止む気配はなく、地面も土がドロドロ状態だったのでシェルターを張る気にはなれず、結局オープンタープ+陣幕という組み合わせにしました。
今回からキャンプギアもちょっとだけ新調しています。
虫嫌いなので秋~春という虫がいないけど寒い時期にキャンプをすることが多いkamome家。
当然ストーブを使用する頻度が高いわけですが、いつもストーブの置き場所に困っていたんです。
なのでジカロテーブルを買いました。
これがあれば真ん中にアルパカストーブを置くことができるので、幕内のスペースを確保できるし転倒などの危険リスクも激減しますからね。
お次はイス。
奥さん用、そして娘&大和用をそれぞれ新調しました。
WILD-1に行った際、奥さんがコールマンレイチェアのリクライニング機能に心から惚れてしまったからです。
奥さんは自分の新チェアーがよほど嬉しかったようで、この日もことある毎に無駄にリクライニングを繰り返していました(笑)
キャプテンスタッグのベンチは娘と大和が一緒に座るにはピッタリなサイズだと思い、ついでに衝動買いしてしまいました。
しかし誤算だったのは、大和はベンチではなく奥さんのイスから離れなかったことです。
甘えん坊の大和は家でも奥さんにベッタリなので、よくよく考えればこうなる事は想定できたかも知れませんが…
まぁ、可愛いのでなんだって許してあげる事にします♪
奥さんは「大和!あたしのイスを返せ!」と意外と本気になってましたけどね(^^;)
他にはリビングシェルも購入したのですが、雨で地面がドロドロだったので初張りは次回へお預けです。
ただ子供達も大きくなり、そろそろファミキャンも終焉に近づいている今更になってなぜ買ってしまったのかは自分でも分かりません。
まだまだファミキャンを続けるんだ!という自分へのモチベーションの為かも知れませんね。
しかし問題だったのはインナールーム。
これを吊り下げるとリビングスペースが大きく犠牲になってしまうことに、どうしても納得できませんでした。
なので廃盤のインナーテント&フルフライを某オークションで落札しました。
タイミング良く新品セットが出品されていたのでラッキーでした♪
TP-623Rのリビシェルもフレーム構造はTP-623と変わらないので問題なくインナーテント&フルフライを装着できるそうです。
幸い色も現行型と同色だったこともあり、購入に迷いはありませんでした。
今後子供達がついて来なくなり、奥さん&大和との2人(1匹)キャンプを考えると手軽にコンパクトにキャンプがしたくなってくるはず。
ドッキングシステムなんぞ更々使用する気のない私にとっては最上の選択だったと思っています(^^)
設営も一段落終えたところで、場内を散歩しながら柿山田オートキャンプガーデンを紹介しましょう。
まずBサイトには炊事場がひとつあり、炭も捨てる事もできます。
もちろんお湯が出ることは夢のまた夢ですが、洗い物ができるだけで有難いですね。
そんなBサイトの大きさはそれぞれ違うようですが大体8X8ちょっとくらいでしょうか?
参考になるかは分かりませんが、短足な私のダッシュで端から端まで約2秒でした。
Bサイトからは川を眺めることができます。
サイトのすぐ下が遊歩道になっているので、ものの数十秒で川沿いまで行くことが可能になっています。
この日は前日の大雨のせいで濁っており増水もしていましたが、夏にはオススメのサイトですね♪
ここが場内中央にあるメイン炊事場。
シンクはとても綺麗に清掃されており、天然水も汲むことができます。
ただやはりお湯は出ないので、冬に利用されるのであれば自らの手で沸かしたお湯を持参しましょう。
ゴミもしっかり捨てることができます。
キャンプ場選びにおいて、ゴミを捨てられるかどうかって意外と重要なポイントですよね♪
夏シーズンに生ゴミを車に積んで持ち帰りだなんて考えたくもありません。
柿山田といえば要予約の五右衛門風呂が有名なのですが、シャワーもしっかり完備されています。
料金と時間は忘れたので、各自のご想像にお任せします。
ここが炊事場に隣接されているメイントイレ。
便座ウォーマーも完備されており、快適なトイレタイムを約束してくれるレベルとなっています。
ただ屋根が吹き抜けになっているので、夏場の虫には注意が必要かも知れませんね。
場内の道も整備されているので、激しい雨の後でもスタックを心配する必要はなさそうです。
場内ほぼ中央には、なかなかスリルのある手作りブランコが設置されています。
ちょっとだけ楽しそうだったのでこの後に私もブランコに座り、「父さんの背中も押して♪」と言ったのですが二人ともすでにいませんでした。
CサイトとDサイトは垣根で分けられた区画サイトが並んでおり、AサイトやBサイトの川沿いサイトとは雰囲気の違うキャンプを楽しむことができそうです。
その横には、ミニハーブ園がありました。
連日降り続く雨の影響なのか若干朽ち果て気味でしたが、思い込みの力次第では十分に優雅なティータイムを過ごせると思います。
※優れた思い込みの力がどんなものか知りたい方は
コチラをどうぞ。
横にはEサイトのトレーラーハウスが見えます。
なかなかユニークな形をしていたので興味はあったのですが、面倒だったので見には行きませんでした。
そして息子が楽しみにしていたバドミントンコート。
キャンプ場でバドミントンコートがあるのは意外と少ないのではないでしょうか?
バドミントン部である息子をキャンプに誘い出すには十分すぎるポイントでした♪
しかし連日の雨により地面は田んぼ状態。
写真では息子と娘が華麗にバドミントンを楽しんでいるように見えますが、娘の右足はすでに地面に沈んでおり、簡単に抜くことができない状態となっています。
そんなバドミントンの後はキャッチボール。
ソフトボール部である娘の上達具合を、右肩に不安を覚える私に代わって息子が確かめましたが、以前よりだいぶ上手くなっていてビックリ!
毎日ヘトヘトになりながらも、ちゃんと部活を頑張っている証拠でしょう(^^)
成長した娘の姿を見ることができ、父としてこんなに嬉しいことはありませんでした。
私はたまたま隣に居合わせたお父さんカエル(思い込み)と一緒に、いつまでも娘を見つめ続けていました。
その後は家族団らんでのんびりと。
家ではなかなか話す機会がないのですが、ここでは時間はたっぷりあります。
学校生活、部活、友達関係、恋愛事情など、普段は話してくれないようなこともキャンプ場では話してくれるものなのです♪
奥さんによってレイチェアから追放された大和もだいぶベンチに慣れてきたようです(笑)
涼しくなってきたので燻製シーズンも到来です。
大和も食べれるようにササミでスモークチキンを作りましたが、風乾を怠ったせいでイマイチな仕上がりになってしまいました。
やはり燻製は焦ったら負けなのを再確認させられました…チッ。
それに最近は手軽なのでキャメロンスモーカーをでの熱燻ばかりなのですが、やはり時間と手間をかけた温燻の方がバリエーションも広がるし仕上がりのクオリティも高いような気がします。
現在、新たな温燻用スモーカーを買おうか検討中。
そうこうしているうちに、予約していた五右衛門風呂の時間になりました。
やはり人気のようで、私が予約の受付をした時にはすでに17時からの1枠しか空いてませんでした。
五右衛門風呂を利用する方は早めの予約をオススメします。
ちなみに料金は1時間1800円の家族風呂となっています。
初体験となる五右衛門風呂に興奮気味だった私。
柿山田のオリジナリティー溢れる看板を発見したので娘を無理やり記念撮影。
五右衛門風呂は2つあるらしく、kamome家が利用するのは『やまべの湯』。
キャンプ場から川沿いに下った先にあり、プライベート感もたっぷりです。
中に入ると雰囲気たっぷり!
五右衛門風呂の大きさは、ゆったりするなら大人2名でちょうどいい感じですかね。
最初にスタッフの方が沸かし方などを丁寧に説明してくれるので利用方法に迷うことはありません。
私と息子の男組、その後に奥さん娘の女性組で約30分づつ分かれて入ることにしました。
私と息子が入っている間、薪を入れてお湯を沸かすのは娘が担当。
最初はほぼ水から沸かし始めるので、ちゃんと温まれるようになるのは20分後くらいからでしょうかね。
しかし沸かしている間も家族でワイワイしながらなので新鮮で楽しいっ!
子供達にとっても貴重な体験になったようだし、家族で来られた際には絶対にお勧めだと思います♪
しかし奥さん曰く、一番楽しんでたのは私だったようです(^^;)
そしてお湯が天然水なこともあってか、湯上り肌も違う気がしました。
本来であれば乾燥肌なので湯上りの乳液が必須な私なのですが、この日は全く乾燥感なし!
奥さんも同様な感想をしていたので、やはり天然水効果なのかも知れませんね。
1800円の価値は十分にある大満足な五右衛門風呂でした(^^)
サイトに戻っても雨は降ったり止んだりの繰り返し。
翌日の雨撤収がほぼ間違いない状況だったこともあり、撤収の負担を少しでも軽くする事を考え、男2人はニーモギャラクシーストームで寝ることにし、女2人&大和は車中泊をすることにしました。
そしてあっという間に日も暮れて夕飯。
もはや説明の必要もありませんが、kamome家のキャンプ初日の夕飯はもちろんBBQ。
kamome家にとってBBQのないファミキャンなんて、パンチョ伊藤のいないドラフト会議のようなものなのです。
ちなみに初使用したスノーピークのピッツは肉も掴みやすく買って正解でした♪
ファミリー限定のキャンプ場なだけあり、静かな夜を過ごす事ができるのもファミリーキャンパーにとっては大きな安心でしょう。
聞こえてくるのは心地良い川のせせらぎだけ。
我々が過ごしたBサイト7.8が一番突き当たりに位置している事もあり、とても快適な夜を過ごすことができました。
娘も横になってYou Tubeを満喫。
ちょっと見ない間にベンチの硬い部分にクッションを挟ませ、自分だけの極上空間を創り出していました。
そして絶賛ハマり中だという超特急の曲を夢中で聴き続けており、私が話しかけてもそう簡単には返事をしてくれない状態となっています。
雨が止んでいる時間で焚き火も堪能。
柿山田の薪は値段(忘れたw)の割に量も多くてたっぷり楽しむことができました♪
そして私以外は就寝した22時頃…
小腹が減ったので管理棟にて150円で購入した赤いきつねを音を立てないようハムハム食べてから眠りにつきました。
そして翌日は午後から娘の部活練習があったので早朝に撤収。
もちろん幕が乾くはずもなく、夏休みファミキャンに続いての90ℓゴミ袋撤収となりました。
しかし初めてお世話になった柿山田オートキャンプガーデンはとても良いキャンプ場でした♪
管理人さんの人柄も良く、設備と自然とのバランスも良いのでファミリーキャンパーは十分楽しむことができると思います。
特に五右衛門風呂は家族で盛り上がれると思うので絶対にオススメ!
うちの子供達はさすがにもう川遊びをする年齢ではないですが、川沿いAサイトBサイトで夏シーズンの川遊びも楽しいと思います(^^)
お世話になりました☆
完。
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