当日は朝7時頃に家を出発。
今年は例年以上に渋滞が激しいという事前情報通りの渋滞っぷりで、なかなか車は進まないし、途中で雨も降ってくるなどイライラの募る道中となりました。
結局、kamome家が河口湖へと到着したのは11時ちょうど頃。
空腹を極めていた我々は、もちろん毎年恒例となっている吉田うどんを食べることにします。
美味しい吉田うどんを求めて今回チョイスした店は「手打ち麺工房 一樹」。
はたして、現在の私のベスト・オブ・吉田うどんであるたけ川を超えることができるのでしょうか。
さすが店名からも麺への拘りを感じる通り、太さ固さ共に美味しく頂けました!
この店は手打ち蕎麦も相当ウリにしている(むしろ蕎麦が本業?)ようなので、しっかりとした麺打ち技術をもっているのでしょう。
そして出汁のほうは少し甘めに仕上がっている非常にシンプルな味わい。
冷やしうどんの出汁もほぼ麺つゆなので、これといった特徴もなく万人受けしそうですね。
残念ながら個人的にたけ川以上ではありませんでしたが、十分に満足できた一杯でした♪
一樹を堪能した後は惣菜ふるやでコロッケを購入。
娘がここのコロッケに目がないのです♪
昨年に来た時より10円値上げして1個90円になっていましたが、今のご時世なにかと大変なんでしょう。
しかし味の方は相変わらずで、とにかく優しさに溢れていました。
完全に個人的見解ですが、私はここのコロッケの美味しさを表現する言葉は「美味しい」ではなく「優しい」だと思っています。
なのでいつか読者の方がこのコロッケを食べる機会があれば、その時は「美味し~♪」ではなく、鼻の下を少しだけ伸ばしながら「優すぃ~♪」と言ってあげてください。
個人的にはそれが一番の褒め言葉だと思います。
そしてキャンプの買い出しはお馴染みのOGINOで調達。
もはや我々にとってOGINOはただのスーパーではなく、ここへ来て初めて河口湖に来たという実感が湧くほどに重要な場所となっているのです。
しかしそんなOGINOに到着した瞬間、我々は衝撃の光景を目の当たりにしました。
なんとスーパーOGINOの隣に、ファッションセンターOGINOがオープンしていたのです!(笑)
これを読んでいるほぼ9割以上の方はどうでもいいと思ってるかも知れませんが、kamome家にとってはこんなにめでたい事はありません!
この場をお借りし、毎年お世話になっているOGINOのご繁栄を心から祝福させてもらいます。
そして来年の今頃は、スーパーOGINOの右隣にリサイクルショップOGINOがオープンしていることを心からお祈りしています♪
そんなOGINOで買い出しをした後に向かったのは、この辺りで人気のパン屋で評判だというレイクベイク。
降りしきる雨の中、運良く1台分の駐車スペースが空いていたのでラッキーでした。
先っちょだけしか写ってませんが、パンに詳しい人ならこれで十分美味しさが伝わると思います。
そして13時…ニューブリッヂキャンプ場へチェックイン。
変わらずの昭和感にホッとします。
ちなみにここへは夏休み3年連続で来てはいますが、管理人さんとはいまだに世間話のひとつもありません。
お盆時期なので満員御礼だと思いきや、意外と空サイトの目立つ場内。
やはり事前の雨予報でキャンプ回避の方々も多いのでしょうか。
今年の夏は降水確率10%でも突然雨が降り出してきたり、雨雲レーダーも役に立たない天候が続きましたね。
我々がキャンプ場に到着したこの時間帯も、降水確率は20%程度だったはずなのですが雨が止む気配は一向になし。
むしろ次第に雨は強くなりもはや豪雨とも呼べる状態に…
とてもテントを張れる状況ではないので、雨足が弱まるまで車内で甲子園を観ていることにしました。
しかしいくら待てども雨が弱まる気配は一向になく、場内の一部では冠水まで始まってしまい管理人さんが対応に追われる状況になっていました。
我々だっていつまでも車内で甲子園を観ている訳にはいきません。
そもそもピーナッツ国の夏は木更津総合が1回戦負けした時点ですでに終わっているのです。
幸いこのキャンプ場には屋根付きBBQエリアがあったので、そっちへ避難することにしました。
意外と居心地の良いBBQエリア。
「もうここでBBQしてさ、そのまま車で寝ちゃおっか♪」
一瞬、この言葉が喉まで出かかりましたが、さすがにファミキャンでまで車中泊をしたら終わりだと思い踏みとどまりました。
この一線だけは超えないように頑張ります。
雨で身動き取れなくても意外と楽しそうなサングラスがマイブームの娘。
成長と共に性格がだんだん私に似てきており、将来が不安でたまりません。
散歩すらできない大和も、家族が傍にいれば他にはなにも要らないという表情を浮かべてくれているので一安心です。
私もテント張ってないけど飲んじゃうことにします♪
飲まなきゃやってられないというのが正直な気持ちでしたが…
その後いつまでも雨が止まなかったので、痺れを切らした私は息子と共にカッパを着用し、雨の中での設営を行いました。
雨の中での最悪な設営を終えた後はヤケ食い。
初日の夕飯はもちろんBBQに決まっています。
kamome家にとってBBQのないファミキャンなんて坂本トレーナーのいない24時間マラソンのようなものです。
雨の影響か、次第に他の利用客もBBQエリアに集まってきて気づけば満員状態に。
しかしこれはこれで賑やかで楽しい時間を過ごしました♪
そして夜9時頃、少しだけ雨が止んだ隙をついて焚き火を満喫し、、
健康的な22時頃に就寝。
雨音に包まれながらの1日目が終了しました。
【二日目】
朝8時、今回のキャンプのメインイベントである富士急ハイランドへ到着~♪
子供達をここへ連れてくる為にニューブリッヂキャンプ場を利用したようなものなので思う存分に遊んでもらいます。
目的は今夏にグレードUPして新登場したというド・ドドンパ。
絶叫系が大好きな息子のリクエストに応え、発射1.56秒で時速180kmという世界NO1の加速を体感しにやってきました。
事前にWEBで前売りフリーパス券を購入していた子供達は並ぶことなく入園し、すぐにFUJIYAMAへと並びます。
しかし待ち時間は朝の8時なのにすでに90分!
昨年までは私の夏休みが1週間ずれていたのでそれほど大混みではなかった富士急ハイランド。
今年は盆休み真っ只中なのでそれなりの覚悟はしていたのですが、まさかこれほどとは…
富士急ハイランド、、恐るべし。
まぁ、結局並ぶのは子供達。
アトラクションに乗らない私には待ち時間が何時間だろうが関係ありません。
ゆっくりと入口で並んで1500円の入場券のみを購入して入園。
そのまま園内の雰囲気を味わいながらのんびりと散歩をし、フードスタジアムに営業開始の9時と同時に入店したら、、、
ドラクエ11の世界へと旅立ちます。
子供達が富士急ハイランドを楽しんでいる時でも、私には魔物に怯えている人々を放っておくことなどできないのです。
なぜなら私は勇者だからです。
神様から選ばれし勇者カモメなのです。
しかしいくら私が勇者とはいえ、40歳近いオジサンが1人満面の笑みで3DSをプレイしているのは絵的に絶対良くありません。
むしろ人として完全にイエローカードな気がします。
なのでテーブル上にペットボトル2本と購入したポテトLをディスプレイとして置き、『富士急ハイランドを楽しんでいる子供達を待ちながらも、子供がいない間に仕方なくドラクエのレベル上げを手伝ってあげている子煩悩なお父さん』感を全力で醸し出すことにしました。
我ながらとてもナイスな発想です。
ただこのセッティングをしている最中、「俺…一体何をやってんだろう…」と一瞬だけ胸が張り裂けそうになりました。
そんな時、キャンプ場でお留守番をしている奥さんからLINEで大和の画像が何枚も届きました。
あ~ん♪ちょっともーかわいすぎなんですけどー
ストーリー的にはきっとキャンプ場で自転車をレンタルし、、
キャンプ場近くにある素敵なカフェに入り、、
おめかしをした大和がアイスコーヒーよりも高い犬用ランチを食べました☆
…と言った内容のLINEでしょう♪
我々が富士急ハイランドにいる間も、奥さんと大和はちゃんと楽しんでいるようで安心しました(^^)
その後、FUJIYAMA、テンテコマイ、パニックロックなどを乗り終えた子供達が合流。
合流するなり、止める間もなく私の大事なディスプレイ用のポテトLを食べてしまいました。
それにしても正午過ぎのアトラクション混雑状況は本当に酷いものでした。
絶叫系はどれもが3時間以上待ちという信じられない状況。
そして目的であるド・ドドンパの待ち時間はというと…
4時間待ち!!ww
1.56秒を体感する為に半日並ぶという現実に絶句です。
もはや並ぶ気力も残ってない子供達。
しかし私はこうなることをあらかじめ予想し、2日前の発売開始時刻と同時にド・ドドンパとナガシマスカの絶叫券を購入していたのです。
我ながらなんて気の利いた父なんでしょう。
ちなみに絶叫券とはディズニーランドでいうファストパスのようなもので、並ばなくても指定した時間に乗れるというスペシャルな券。
しかしTDLファストパスと決定的に違うのは、絶叫券は有料ということ。
さらにお盆時期は値段も上がっており、ナガシマスカ絶叫券が1枚2000円でド・ドドンパはなんと1枚2500円という高価格でした。
2500円というと杉田家で海苔増しのラーメンを3杯食ってもお釣りがきてしまうほどの金額です!
さらにそれが子供2人分づつとなると絶叫券だけで9000円の出費…。
しかしド・ドドンパの待ち時間4時間を見たら購入して正解でしたし、逆に言えばお盆時期の富士急ハイランドは絶叫券がないとろくに遊べないことを痛感しました。
そうして、絶叫券で並ぶことなくド・ドドンパとナガシマスカに乗ることができた子供達。
乗りたいアトラクションを最低限は楽しめた夕方頃にキャンプ場へと戻りました。
3年連続で楽しんできた富士急ハイランドですが、私が子供達を連れて来るのはもう今年で最後でしょう。
またいつか来たくなったら、その時はそれぞれ彼氏彼女と来ておくれ♪
キャンプ場へ戻ると、後はそれぞれ自由時間。
外は小雨が降ったり止んだりの曇り空だったのであまり散歩する気にもならず、ほとんどの時間を幕内で過ごしました。
夕飯のメニューは私達が富士急ハイランドに行っている間に奥さんが作ってくれていた、バーモント産のルーを豪快に使用した『甘口チキンカレー』と、、
貰い物のじゃがいもを贅沢に使用した『パッと見パサパサ風ジャガイモ』です。
奥さんにサラダもリクエストしたら、手でちぎったレタスの上に殻がついたままのゆで卵を二個乗せたら完成という『鳥の巣風サラダ』をものの10秒で作ってくれました。
そして楽しい晩餐♪
ダイエット中なので夕食で炭水化物を食べないようにしている私ですが、やはりカレーにライスは外せませんね。
夜に炭水化物を摂取しているという背徳感がカレーライスをさらに美味しくしてくれました。
食事の後は近くの川辺で花火を堪能。
最後の夜を満喫しました。
そして夜9時頃、、
富士急ハイランドで遊び尽くした子供達と奥さんは早めの就寝。
1人じゃ何もできない私も22時頃には睡魔に襲われたので眠りにつきました。
翌朝、、、撤収日。
この日も朝から小雨が降っており、子供達のテンションも全く上がりません。
ギリギリまで待ちましたがそのまま雨が止むことなく、90Lゴミ袋出動による雨撤収が確定。
猛暑を想定して林間サイトを予約したというのに全くその必要はなく、むしろ雨でドロドロになった土でテントが汚れまくるという最悪な結果となり、雨に始まり雨に終わった2泊3日のキャンプは幕を閉じました。
そして帰りはお決まりのたけ川うどん。
相変わらずの美味さで、やっぱり私にとってのベスト・オブ・吉田うどんはここです♪
雨撤収を終えたkamome家の心も体も温めてくれる一杯でした。
そんな訳で、終わってみれば3日間ほぼ雨という残念な結果でしたが、これはこれで思い出に残るキャンプとなりました。
富士急ハイランドで遊ぶために3年連続で来ていた河口湖ニューブリッヂキャンプ場も、子供達が飽きたらしいのでこれで最後になると思います(笑)
来年からはどこにしようかなぁ…。
まぁ、行く場所を考えるのもキャンプの楽しみのひとつなので、1年かけてゆっくり考えることにします♪
ただその前に、、、
子供達は来年もついてきてくれるのか?w
完。
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