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2018年03月29日

昭和の森でラーメン道Ⅱ

2018.3/24(土)~25(日)




昭和の森でラーメン道Ⅱ


春の到来を感じさせるやわらかな風と心地の良い太陽の日差し。


いよいよ2018年も待ちに待ったキャンプシーズンの到来!


そんな絶好のキャンプ日和の週末、昭和の森フォレストヴィレッジにも多くのキャンパー達が訪れていました。


一緒にフリスビーを楽しむ父子や、一緒に料理を作る母子…


あの頃のkamome家を思い出し、とても懐かしくも微笑ましい光景が広がります。


ファミリーキャンパーだけでなく、サッカー少年達も合宿キャンプの為に続々と入場してきます。


そんな賑やかな昭和の森フォレストヴィレッジのフリーサイトに、、、











昭和の森でラーメン道Ⅱ

大きな寸胴を運びこむ髭茶髪さんの姿がありました。




最高の髭系を目指して…


果てしなきラーメン道を記録に残します。









昭和の森でラーメン道Ⅱ

この日は今年二回目となるねぶり会。

残念ながら『つけ麺専門店 酔軒(すいけん)』店主のシェイクさんは不参加となりましたが、私、髭茶髪さん、そうパパ(以下ロビちゃん)、ガブさんの四人は昼からのチェックインとなりました。


1秒でも早くスープの仕込みを開始する為、四人協力して設営を急ぎます。







昭和の森でラーメン道Ⅱ

冒頭でもお伝えした通り、この日の髭茶髪さんは大きな寸胴をキャンプ場内に持ち込んでいます。


「豚骨の濃厚さを引き出すには今の鍋じゃ小さすぎる。」


以前からそう感じていた髭茶髪さんはついに決断したようで、ヤフーショッピングでこれまで貯めてきたポイントをすべてつぎ込み、この寸胴を購入したそうです。


これまで何度もキャンプ場でラーメンを作ってきた髭茶髪さん、いよいよ一線を越えてきたようです。








昭和の森でラーメン道Ⅱ

しかし鍋が大きくなると、それだけ材料も多くなるもの。

彼の持ってきたソフトクーラーを覗いて見ると、もはやゲンコツと鶏ガラしか入っていませんでした。








昭和の森でラーメン道Ⅱ

設営を終えた髭茶髪さんは、早速いつものようにゲンコツをキャンプ用のハンマーで叩き割り始めます。


森のまきばというキャンプ場に初めてゲンコツを持ち込んでから1年半…


もはや見慣れた光景です。








昭和の森でラーメン道Ⅱ

ゴツッ!バキッ!ゴツゴツ… バキャッ!


鈍い音を響かせながら、硬いゲンコツに何度も何度もハンマーを打ち下ろす髭茶髪さん。

すぐ後ろでは、サッカー合宿で昭和の森を訪れた小学生達が指導員による点呼を受けています。







昭和の森でラーメン道Ⅱ

こうして割り終えたゲンコツを一気に寸胴へと投げ入れ、これから数時間に及ぶ長い煮込みが始まります。







昭和の森でラーメン道Ⅱ

一方、前回のねぶり会でケンタッキーフライド担担麺という、味と独創性を高次元で融合させる見事な一杯を実現させたロビちゃんもすでに仕込みを開始しています。

まずは鍋に大量の手羽元を投入し、じっくりと鶏エキスを抽出していきます。






昭和の森でラーメン道Ⅱ

もちろんロビ系スープの代名詞となるケンタッキーフライドチキンも欠かしません。

前回よりもさらに濃厚な鶏エキスを凝縮させたいと語るロビちゃん。


今回作るラーメンはズバリ、、、



カーネル系 鶏白湯ラーメン。



果たして今夜、ラーメン業界を揺るがす一杯は完成するのでしょうか。








昭和の森でラーメン道Ⅱ

1人2個づつという強制ノルマを与え、全員にケンタッキーを食べてもらうロビちゃん。

もちろんそれだけのケンタッキーを購入する為に、数千円ものお金もはたいています。


そうまでしてロビちゃんが欲しいもの









昭和の森でラーメン道Ⅱ

それはもちろん食いカスです。


一般的にはただの食いカスですが、ねぶり会の中では最上級クラスのねぶり骨として君臨しておりメルセデスと呼ぶこともあります。

一個からわずかしか取れない希少性がその価値をさらに高めているのでしょう。


ロビちゃんはこの骨を手に入れる為だけに、わざわざケンタッキー店舗へと足を運んでチキンを購入しているのです。






昭和の森でラーメン道Ⅱ

こうして手に入れた上質なKFCねぶり骨を鍋へと流し込んでいくロビちゃんですが、下準備はまだ終わりません。

じっくりキツネ色になるまで炒めてペースト状にしたタマネギも投入し、さらには髭茶髪さんが持ってきたスナック菓子のハートチップルも鍋の中へと投げつけていきます。





昭和の森でラーメン道Ⅱ

そして味の調整に登場したのは千葉が誇る焼肉店『赤門』製の塩こしょう。

別名タンブレンドとも呼ばれており、とても美味な万能調味料なのです。

以前私がロビちゃんにプレゼントしたものですが、まさかカーネル系鶏白湯に使用してくれるとは夢にも思っていませんでした。

ピーナッツ国民として嬉しい限りです。







昭和の森でラーメン道Ⅱ

そして今回よりガブさんも参戦します。

しかしラーメンを作るのではなく、みんなのラーメンに合う最高のチャーシュー作りを目指すそうです。

つけ麺のシェイク、髭系の髭茶髪、カーネル系のロビちゃん、ラーメン担当の3人を影から支える役目を自ら名乗り出てくれたガブさん。

ラーメンに合う最高の味玉作りを目指している私と同じく、今後はトッピング担当としてねぶり会を盛り上げてくれそうです。







昭和の森でラーメン道Ⅱ

「ラーメン店のように大きくて丸いチャーシューを作りたい。」

そうガブさんが語るように、やはりチャーシューは味はもちろん見た目の美味しさも非常に重要になってきますね。






昭和の森でラーメン道Ⅱ

ぐるぐる巻きにした豚肉を糸でしっかりと締めて形を整え、ネギなどと一緒に煮込みを開始します。

肉に味をつけるのは残り20分くらいからで十分だと細かく説明してくれるガブさん。

もちろんその知識はすべてクックパッドの一夜漬けです。







昭和の森でラーメン道Ⅱ

黙々と自分に与えられた仕事をこなしていく3人。


もはやキャンプ場ではなくラーメンショップの研修室にしか見えません。


しかし、ここまで順調に見えていたラーメン作りでしたが、ここで予想外のトラブルが発生します。










昭和の森でラーメン道Ⅱ

寸胴が大きすぎて髭茶髪さんのスープが全く沸騰しないのです(笑)


中で眠る大量のゲンコツも生煮え状態のままでした。








昭和の森でラーメン道Ⅱ

スープが湧かない。


過去に例のないまさかの非常事態にパニック状態の髭茶髪さん。

子供の笑い声が響く楽しいはずのキャンプ場内に、顔面蒼白のオジサンが1人誕生しました。










昭和の森でラーメン道Ⅱ

スープが湧かない。


入念な準備とイメージトレーニングを重ねながら、この日を待ちわびてきた髭茶髪さん。

全力で作って不味いのならまだ納得もいくが、スープが湧かずに失敗だなんてあまりに残酷な話です。











昭和の森でラーメン道Ⅱ

俺のスープよ、湧いてくれ。


ここまでの出汁を捨てるのは非常に勿体ないが、もはや寸胴の水量を減らすしか打つ手はない。

髭茶髪さんは祈るような気持ちで一人バケツリレーで出汁を汲み出していきました。









昭和の森でラーメン道Ⅱ

それでも沸騰しない寸胴。


「なんで俺はこんな大きな寸胴を買っちまったんだクソ!しかもポイントで!」


髭茶髪さんは自分を責め、もはや見ていられる状況ではなくなってきました。









昭和の森でラーメン道Ⅱ

なので私は、髭茶髪さんにダメ元でパワーガスの使用を提案。

自分が持っていたSOTOのパワーガスを一本与えてチャレンジしてみることにしました。


すると、、、









昭和の森でラーメン道Ⅱ

見事に沸騰!!


グツグツと心地良い沸騰音が響く寸胴から、一気に豚骨臭が漂い始めてきました。

これで髭系ラーメンが作れる。

全員がホッと胸をなでおろします。









昭和の森でラーメン道Ⅱ

これには髭茶髪さんも大喜び!

寸胴上に顔を出して湯気を顔中に浴び、豚骨臭を肺一杯に吸い込んでいきます。

髭茶髪さんにとって豚骨臭はマイナスイオンと同じ効果があるのです。







昭和の森でラーメン道Ⅱ

元気を取り戻した髭茶髪さんは本領発揮、上機嫌でねぶり会のソウルフードである手羽先を焼き始めます。







昭和の森でラーメン道Ⅱ

しかしラーメン作りのタイムリミットはキャンプ場の消灯時間である22時。

スープ湧かない事件によって大きく時間をロスしてしまった髭系ラーメンには一刻の猶予もありません。



私達は、焼く⇒ねぶる⇒皿に置く のスリーアタックを可能な限りコンパクトにした動線、通称『ねぶりライン』によって次々とねぶり骨を生成していきます。

このねぶりラインの動きを文章で伝えるのは難しいのですが、ゾーンで動くという意味ではサッカーのゾーンプレスに近いのかも知れません。









昭和の森でラーメン道Ⅱ

しかし、そんな中でも髭茶髪さんは個人技を光らせます。

両手を使わずに手羽先を食べる技術点の高い大技『ノーハンドねぶり』を披露して場を盛り上げてくれました。








昭和の森でラーメン道Ⅱ

彼に咥えられた手羽先は踊るように口内へと吸い込まれいき、再び彼の口から出てきた時は見事に骨だけの状態になっていきます。

それなりの練習は必要だとは思いますが、手元にティッシュがない場合や手を汚したくない場面など、比較的需要度の高いねぶり構えなので覚えておいて損はないと思います。








昭和の森でラーメン道Ⅱ

こうして生成されたねぶり骨を、、、







昭和の森でラーメン道Ⅱ

半分はカーネル系鶏白湯へ流し込み、、、






昭和の森でラーメン道Ⅱ

残り半分は髭系スープに流し込んでいきます。




捨てるなんて勿体ない。

これがもったいない根性から生まれた我々ねぶり会による『ねぶりラーメン』の真骨頂なのです。









昭和の森でラーメン道Ⅱ

そんな行為の数々が、陣幕に包まれた小さな空間で行われていました。











昭和の森でラーメン道Ⅱ

ねぶり骨を入れ終えたところでスープ作りもやっと一休憩。

我々はスピーカーであるものを聴くことにしました。

といってもそれは音楽ではありません。










昭和の森でラーメン道Ⅱ

吉村実氏の肉声です。

昔放送されていた吉村家ドキュメントの音声だけをスピーカーから流し、ラーメン道の厳しさを耳から感じ取ります。








昭和の森でラーメン道Ⅱ

でもそんな中でも髭茶髪さんの手が休まることはありませんでした。

耳で吉村実氏を感じながら、家系に必須の鶏油を抽出していきます。






昭和の森でラーメン道Ⅱ

ロビちゃんも手を止めません。

長時間煮込んでいた手羽元を鍋から取り出して肉をそぎ落とし、包丁でミンチ状になるまで叩き続けます。

それを時間をかけてゆっくり延々に、ペースト状になるまで続けるのです。

そうして極限までミンチ状になった手羽元の肉を、、、







昭和の森でラーメン道Ⅱ

再びスープの中へと注ぎ込んでいきます(笑)


もはや排水溝に溜まった汚水にしか見えません。









昭和の森でラーメン道Ⅱ

こうして最高に楽しくも険しき我々のラーメン道は続いていき、、、








昭和の森でラーメン道Ⅱ

ラーメン作りは勝負の終盤戦に突入していきます。







昭和の森でラーメン道Ⅱ

タイムリミットの22時も徐々に近づきつつある頃、カーネル系鶏白湯スープはクライマックスを迎えようとしていました。

ロビちゃんは1日をかけて煮込み続けてきたスープにザルを入れ、底に沈んでいるヘドロのような物体をすくい始めました。






昭和の森でラーメン道Ⅱ

そしてそのヘドロをキッチンペーパに包むと、力一杯の握力で絞り潰します。

強力な力で絞られたヘドロからとめどなく溢れ出るドブのような濁った液体…


きっとこの液体もロビちゃんが求める凝縮された鶏エキスなのでしょう。

もはやそう信じなければ、この醜い光景を直視することはできませんでした。







昭和の森でラーメン道Ⅱ

「ぐわぁぁ~…汚ったねぇぇ~…」


横から見守るガブさんも、完全に汚物を見る眼差しでそう声を漏らします。









昭和の森でラーメン道Ⅱ

しかし最後に濾されたスープを見てみると、とても濃厚そうな鶏白湯スープが姿を現していました。

しっかりとしたトロミも生まれており、凝縮された鶏エキスを視覚からも感じることができる仕上がりに全員からも驚きの声が上がります。


もしかすると、これはかなり期待して良いのかも知れません。






昭和の森でラーメン道Ⅱ

ロビちゃんはそのまま一気にラストスパート。

だいぶ慣れてきた手つきで4人分の麺を茹で上げていきます。

さらに鶏白湯ならではのトッピングも用意しているらしく、そちらの準備も忙しなく進めていきます。






昭和の森でラーメン道Ⅱ


そしてそのタイミングに合わせてガブチャーシューも良い具合に完成したようです!

ラーメン店のような綺麗な煮色と円形をしており、ガブさんが目指した理想形にかなり近い仕上がりではないでしょうか。




しかしラーメンの神様は時に残酷なもの…








昭和の森でラーメン道Ⅱ

鍋から上げる際に糸がほどけてしまい、まな板に置いた時には買った時のままの姿に逆戻りしていました(笑)





昭和の森でラーメン道Ⅱ

さらに肉質のせいか、煮込み時間のせいか、はたまたガブさんが酒に飲まれていたせいか…

チャーシューが全く思い通りに切ることができていないようでした。






昭和の森でラーメン道Ⅱ

もはやチャーシューの原型を留めてません。


豚のほぐし肉。


こう呼んだ方がしっくりきそうです。

残念ながら見栄えは失敗と言うほかないのかも知れませんねぇ。


でも肝心なのはやはり味!

濃さのバランスもよく、さらに非常に柔らかく仕上がっていて味の方は文句ないレベルに仕上がっていました。

しかしガブさんのチャーシュー作りはまだ産声を上げたばかり。

今後の成長が楽しみです。







昭和の森でラーメン道Ⅱ

そういう私ガブさんと同じくトッピング担当。

二日前から自宅で仕込んでおいた味玉の準備に入ります。

本当は名古屋コーチンで味玉を作りたかったのですが売ってなかったので、とりあえず最寄スーパーで一番高い卵で作りました。






昭和の森でラーメン道Ⅱ

それをこの日の為に購入した卵切機、その名も『玉子半ぶんこ』で綺麗にカットしていきます。





昭和の森でラーメン道Ⅱ

さらにラーメンのお供として餃子も焼きました。

これで髭茶髪さんとロビちゃん、2人のねぶりラーメンを引き立てる脇役の準備も完了です。






昭和の森でラーメン道Ⅱ

まず先行はロビちゃん。

軽快に茹で上げた麺に1日かけた渾身のスープ、そこにガブチャーシューやカモ味玉などのトッピングで彩れば、、、







昭和の森でラーメン道Ⅱ

カーネル系 KFC鶏白湯ラーメン


…の完成です!


KFCというアメリカ素材を使用しながらも、白髪ネギと糸唐辛子で鶏白湯の上品さを醸し出しており、とても気品に満ちた一杯に仕上がっています。

まさに日米の融合、この一杯が日米友好の架け橋になればと願うロビちゃんの気持ちが伝わってきます。





そして肝心の味はというと、、、









昭和の森でラーメン道Ⅱ

うんめぇぇ~!!!


白濁色のスープを一口飲むと、口一杯に優しく広がる鶏エキスの上品かつ濃厚な旨味。

最近、巷でも流行っている鶏白湯と呼ぶに値する味だと思います。

しかし余韻にはしっかりとKFCのワイルドな味も感じることができ、見た目だけではなく味からも日米の融合を感じることができます。





昭和の森でラーメン道Ⅱ

隣で食べている髭茶髪さんもこの旨さに驚きを隠せない様子。


美味いと認めざる得ないこのカーネル系鶏白湯ラーメンの味に酔いしれます。






昭和の森でラーメン道Ⅱ

完食完飲。


ごちそう様でした。



という訳で、カーネル系鶏白湯ラーメンは、、、



大成功!!



製造過程では、どう見てもヘドロとしか思えなかったスープがここまでの変貌を遂げるとは…

ロビちゃんの腕前には恐れ入りました。

しかし常に上を目指すロビちゃん。

次回のラーメンも楽しみにしています。







昭和の森でラーメン道Ⅱ

そして次は大御所、髭系総本山ねぶりラーメンの登場です。


果たしてロビちゃんの成功に続くことができるのでしょうか。







昭和の森でラーメン道Ⅱ

髭系伝統の平ザル(ダイソー製)を巧みに操り、4つのドンブリに均等に麺を振り分けていく髭茶髪さん。

そこへ自信作である自家製カエシと、湧かない事件を乗り越えて完成させた奇跡のトリプルスープを注ぎ込めば、、、








昭和の森でラーメン道Ⅱ

髭系総本山 髭系ねぶりラーメン


…の完成です!






昭和の森でラーメン道Ⅱ

色合い的にはいつもよりも茶色が弱い気がしますが、金色の鶏油はしっかり表面に浮いているのは確認できます。


醤油タレ、豚骨、鶏油…、この三種の神器が高次元で融合されることで生まれる家系独特のあの味わい。


その味に心酔し、週5で杉田家に通っていた時期もある髭茶髪さんならきっと辿り着けるはず。




それでは、、、いただきましょう。









昭和の森でラーメン道Ⅱ

一口スープを飲むと、それはいつかどこかで食べたことのある味でした。




でもそれは、、、

杉田家の味ではありません。


きっと私にとって、、、

良くない思い出の味。




何かの間違いであってほしい…。


私は勇気を出し、もう一回だけスープを飲んでみました。


その瞬間、忘れかけていたあのトラウマが鮮明に脳裏に蘇ってきました。




そう、間違いない…




この味は間違いなく、、、













昭和の森でラーメン道Ⅱ

ガラコ系の味。





半年前の悪夢…再び。


あの日、私をもがき苦しめた悪魔のラーメンが再び私の前に姿を現しました。


しかも寸胴で作っただけあり、前回よりも大盛りで…。








昭和の森でラーメン道Ⅱ

そんな私を横目に、隣で悪びれる様子もなく一服をする髭茶髪さん。


この時点で、私はこの男を毒博士と呼ぶことにしました。


しかし本人が言葉に出さずとも、今回の出来が大失敗だったことは彼自身がよく分かっているはずです。

その証拠に、一口目を食べた髭茶髪さんが誰よりも先に「俺…いらね。」と髭系ラーメンをテーブルに置いたからです(笑)

そう、誰よりもこのラーメンが毒だと理解しているのは、他でもない髭茶髪さん本人なのです。




…という訳で、今回の髭系ねぶりラーメンは、、、








昭和の森でラーメン道Ⅱ

大失敗。





同じ過ちを繰り返してしまった髭茶髪さん。

相当ショックを受けたようで、しばらくゲンコツなんか見たくないそうです。








昭和の森でラーメン道Ⅱ

翌朝。

一晩経ったのに箸がほとんど下がってないところがガラコ系の恐ろしさを物語っています。








昭和の森でラーメン道Ⅱ

そして私達は朝食も食べず、いつも通りに9時ちょうどに昭和の森を後にしました。







昭和の森でラーメン道Ⅱ

その40分後。

私達4人の車は、仲良く駐車場に並んでいました。







昭和の森でラーメン道Ⅱ

もちろん杉田家 千葉店です。



この味を目指し、髭茶髪さんの戦いはまだまだ続くことでしょう。


ラーメンへの情熱がある限り、ねぶり会に終わりはありません。


そして今回のねぶり会を経て、もう一つ分かったことがあります。






それは、酒に飲まれて自滅するのは、、、










昭和の森でラーメン道Ⅱ


シェイクさん、あなただけのようです(笑)










完。



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この記事へのコメント
昭和の森から離れた場所で髭系ラーメンの結果が気になってましたが、大失敗に終わらせた髭先生に敬意を表したいと思います(笑)

反面、KFC鶏白湯ラーメンが美味かったようなので、次に美味かったらロビちゃんは髭系一派から除名ですな♪
今まで熱い応援を送ってくださっている おがレッドさん、シンさん等のお歴々にどう説明するつもりか(笑)

キャンプ場に寸胴を取り入れたラーメン道。
次はカウンターと椅子と券売機をキャンプ道具として持ち込まないとね♪
そうやって自滅への道を切り開くんです(笑)
Posted by シェイクシェイク at 2018年03月29日 23:57
ちわっす。

キャンプ場に寸胴というイノベーション、さぞや至高の一杯が、と思いきや、さすがは髭さん、期待を裏切らないプロ意識に完全脱帽でアリマス(^-^;

一方の KFC 系、業界に激震が走ったのは想像に難くありマセン(^-^)

いやぁ、実に器用ですなぁ。。。

しかしガラコ系・・・恐いもの見たさで一度拝んでみたい(逝)
Posted by GRANADAGRANADA at 2018年03月30日 06:28
(ToT)ガラコアゲイン(ToT) _| ̄|○
Posted by 髭村実 at 2018年03月30日 10:05
シェイクさんへ

「俺は参加できないけどみんなの吉報を待っている」と言ってましたけど、大失敗という最高の吉報を聞けて良かったですね(笑)

ただKFC鶏白湯ラーメンは本当に美味しかったです。
ロビちゃんこれで2連勝、失敗しませんね~

でも私は救われたと思っています。

この日は他に何も用意してなかったので、もしKFC鶏白湯ラーメンまで不味かったら我々の夕飯はなしでしたから(笑)

次回の髭茶髪さんには家系伝統の白装束&ねじりハチマキ姿でキャンプ場に来て欲しいと強くリクエストしておきました(笑)
まず形から入るのも大事ですからね。

まぁ、恥ずかしくて車から降りれないと思いますけど。

次回は最高のつけ麺を楽しみにしてますよ!
言っときますけど、まだ1回も成功してないのはシェイクさんだけですからね(笑)
共に自滅の道を進みましょう♪
Posted by kamome78kamome78 at 2018年03月30日 11:27
相変わらずこのシリーズ面白いww   
Posted by まこまこまこまこ at 2018年03月30日 11:37
グラさんへ

あの寸胴を持ってキャンプ場内を歩く髭茶髪の姿をぜひとも生で見て欲しかったです(笑)

まあ、髭茶髪さんはもう一回り小さい寸胴だと思って購入したみたいですけどね。
でも商品説明をよく読み直したら推定サイズ100人前用って書いてあったらしいですよ(笑)

幸い自分が自宅に居た時に届いたそうですが、奥さんがあの寸胴を受け取ってたらどうなってたんでしょうねぇ。

いつかKFCでラーメンが発売されたら、きっとそれはねぶり会の影響かも知れません(笑)

ガラコ系に興味があるならぜひぜひ♪
でもきっと本当に拝むだけで終わるんでしょうね(笑)
Posted by kamome78kamome78 at 2018年03月30日 11:56
髭村実さんへ

次回が発ガン性アゲインで永遠にループするのは止めてねw
Posted by kamome78kamome78 at 2018年03月30日 12:00
まこさんへ

大事にしたいシリーズですww
Posted by kamome78kamome78 at 2018年03月30日 13:04
ねぶり会お疲れ様でした。
久しぶりのガラコ系でしたね笑
次はやはり発がん性アゲインなのでしょうか?笑
次回の髭系に期待しています^ ^
Posted by TetsuTetsu at 2018年03月31日 16:57
Tetsuさんへ

労いのお言葉ありがとうございます♪
いやぁ~、まさかここでガラコ系アゲインだとは夢にも思ってませんでした(^^;)

次がもし発ガン性だったらどうしましょうかねぇ…

汚いだけじゃなくて、不味いだけでもない。

汚くて不味いは本当に勘弁して欲しいです(笑)

次回に期待しましょう!
Posted by kamome78kamome78 at 2018年04月03日 15:21
正にこれこそドロップダウンwww

やっぱ寸胴導入したねw

次は業務用コンロにガスボンベかねw
Posted by nao@nao@ at 2018年04月04日 15:11
naoちゃんへ

正真正銘のドロップダウンだったよw

多くのキャンパー達がオシャレサイトを目指す中、髭ちゃんはキャンプ場に厨房を作ろうとしています(笑)
Posted by kamome78kamome78 at 2018年04月06日 18:52
こんにちは(^_^)

久々に泥酔していないので、仕事中ではありますが会社のデスク、会社のPCよりコメントさせていただきます
いつも忘れた頃にコメントしてすみませんm(_ _)m

ついに寸胴が(笑)
見た目は大事ですが最早キャンプ飯ではないですよね?あ!大分前からそうでしたっけ?
そしてSOTOのパワーガスがいい仕事しましたね!絶対ダメかと思いましたが。パワーガスユーザーとしてはちょっと嬉しい一コマ♪

ヘドロ(笑)
ガラコ(笑)
ガラコが強烈過ぎてかすんで見えますがヘドロも中々ですよ!
結論的には・・・・・


爆笑!
もうダメです
翌日の箸がとどめですw

次回の髭系に期待します♪
Posted by shinn.shinn. at 2018年04月14日 18:03
こんばんわ!!
kamomeさんお久しぶりです!iPhoneからAndroidに変えたら全くブログにアクセスしてませんでした笑
そして自分の大好きなガチンコラーメン道シリーズが二回も更新されていて、めちゃ楽しく読ませて頂きました笑。
相変わらず、というか、もはや伝説級のナレーション!めちゃくちゃ面白すぎるkamomeさんの解説は何回読みなおしても面白すぎてヤバいです笑笑笑
まず前回の昭和の森、酔軒のシェイクさんはスープの仕込みの時の写真はすごく格好いいんですけど、その後の
本当に...大丈夫なのか(笑)?の所で爆笑しましたwそしてザラザララーメンによる自滅はもったいないですw
そしてkamomeさんに次ぐ千葉のカリスマ、髭茶髪さん!仙台味噌を使った味噌豚骨ラーメンはもはやプロレベル!!kamomeさんも絶賛の極ウマラーメン!!超カッコいいです!!
そして今回の昭和の森w
残念ながらシェイクさんは不参加だったみたいですが、ロビさんがw
手羽元ミンチペーストを搾るところで
ぐわぁぁ~...汚ったねぇぇ~...ってwww
そして総本山、髭茶髪さん!
絶対に一般家庭では使用する事の無いであろう寸胴を購入してのプロレベルのガチのラーメン作り!!自分には髭茶髪さんのこだわりが眩しいくらい光ってかっこよく見えました!!
だけど、、沸騰しないなんてwww
笑ってはいけないのかと思いますが、どうしても笑ってしまいました(笑)すいません。でもkamomeさんのガス管のアドバイスで無事に沸騰して良かったですね!そしてこちらも相変わらず、どうしても、ちょっとだけ抵抗があるネブリラインwねぶり骨wを投入して作ったこん身の髭系ラーメン!今回も濃厚な出汁の極ウマラーメンかと思いきや...ガラコラーメンやっちゃったんですか(笑)(笑)(笑)
髭茶髪さん自分の作ったラーメン全然手をつけずに一服しちゃってるしw
次の日の固まったラーメンの写真もエグすぎますw
でも、自分は髭茶髪さんのファンなので、次はまたやってくれると信じています(笑)!
そしてラーメン道もkamomeさんの見事すぎる実況中継があってはじめてこの爆発的な面白さがあるんだと思いますw!!kamomeさんの面白ブログ、ラーメン道シリーズ次回作も楽しみにしています(^-^)v
長文失礼しました。コメント長すぎてごめんなさい。。
Posted by おがドレッドおがドレッド at 2018年04月14日 20:09
shinnさんへ

久々に泥酔してないシンさんからのコメント嬉しいです(笑)

ちなみに私も、会社のPCからコッソリとこのコメントを書いています。

そう、つまりオッサン同士が仕事中、周囲に気づかれないようコッソリと文章をしたため合ってるという訳ですw
これも不貞と言うのでしょうか?

もはやキャンプ飯と言えるような代物ではなくなってきましたねぇ~…
実際に8時間かけて作ったガラコ系ラーメンよりも手軽に焼いたホットサンドの方が絶対に美味しいですしね(笑)
シンさん推しのパワーガスの威力はやはり本物でしたが、結果がガラコ系と分かっていたら絶対に貸さなかったと思います(笑)

でももう後には引けませんからね!

この髭系ラーメンがいつかシンさんの口内に入る日を夢見ながら、まだまだ精進したいと思います♪
Posted by kamome78kamome78 at 2018年04月16日 18:13
おがちゃんへ

おお!おがちゃん久しぶりです!

なかなかキャンプに行けてない現状を知っていたので、「もうおがちゃん、キャンプに興味がなくなっちゃったのかねぇ…」とねぶり会の中でもおがちゃんの心配をしてましたがコメントがきてねぶり会一同安心しました♪

でも理由がiPhoneからAndroidに機種変したからという想定外の理由にはねぶり会一同ズッコケ気味です(笑)

前回のレポと今回のレポ、2話とも読んでくれてありがとうございます!
相変わらずの温かいおがちゃんコメントの数々に今回もたくさん励まされました(^^)

髭茶髪さんの味噌ラーメンは本当に絶品だったんですけどね~、その後にガラコ系は反動が大きすぎますよね…
逆にロビちゃんのラーメンは結果的にはどれも美味しいんですけどね~、それまでの過程があまりにも汚すぎます(笑)

シェイクさんは酒に飲まれていつも自滅だし…

まだまだ最高の一杯への道のりは険しいですが、本人達はまだやる気のようなのでおがちゃんも一緒にお付き合いお願いします(笑)

私もおがちゃんからの長いコメントをまたもらえるようにブログと味玉担当を頑張ります(^^)
Posted by kamome78kamome78 at 2018年04月16日 18:51
こんにちは、
大いに笑わせていただきました。

一服する姿の写真は、かつてビートたけしに
「キムチをドブ川に入れたような味」と言わしめた
伝説の彦龍の店主原憲彦さんを彷彿とさせます。
Posted by かつを★かつを★ at 2018年04月23日 17:56
かつをさんへ

ありがとうございます!
少しでも笑っていただけたのなら救われます(^^)

その言葉を慰めにして何年も懲りずにブログを書き続けていますから(笑)

おお!原憲彦さんと言えば日本一まずいラーメン屋店主としてその名を全国に轟かせた偉人ですね!

髭茶髪さんをそんな伝説の方と重ねてもらえるなんて、きっと本人もかつをさんのコメントを読んでさぞかし喜んでいることでしょう♪

でもそんな原憲彦さんでも、ガラコ系を食べたらきっと「クソまずい」と言ってくれると思います(笑)

脂の上に油が浮いているガラコ系Wスープの破壊力は完全に毒レベルですからね。
髭茶髪さんが自分で作ったガラコ系を食べてる姿は、私からしたら自害してる様にしか見えませんでした(笑)
Posted by kamome78kamome78 at 2018年04月25日 18:49
 
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