〇〇さんと過ごした友情への一泊。

kamome78

2016年09月04日 22:01

2016.7/21(木)~22(金)


甲子園を目指す高校球児たちが熱い夏を繰り広げていたその時、、


リオ五輪を目前に控えた日本代表達が、世界に誇りを見せつけようと誓い合っていたその時に、、、











〇〇さんとキャンプに行ってきました。


前回の〇〇さんとのキャンプから数ヶ月、、

〇〇さんシリーズ待望の続編です。

織姫と彦星は茨城県で再会を果たしました。

気高くも儚い、淡い一夜の夢を記録に残します。



※今回の記事も過去4作同様、我々2人にしか到底理解できない世界観になっておりますので、これ以上先へ深追いをしないことを強く勧めます。


〇〇さんと過ごした未来への一泊は⇒コチラ
〇〇さんと過ごしたハンターな一泊は⇒コチラ
〇〇さんと過ごした新世界への一泊は⇒コチラ
〇〇さんと過ごした栄光の架け橋への一泊は⇒コチラ


私が約束の地である茨城に到着したのは午後12時、、



今回はある理由があって娘も一緒だった、、




しばらくすると〇〇さんも到着し、久々の再会を喜び合う、、













そのまま私と娘は〇〇さんの大きな車へと乗りこんだ、、


昼食は〇〇さんが下調べをしておいてくれたというお店へ、私と娘を優しくエスコート、、











辿り着いたのは『麺ズ・クラブ』という一軒のラーメン屋、、


この日の為に入念に下調べをしたという〇〇さんは、私と娘をチェーン店に連れて来てくれた、、












愛想の良いアットホームな店内に入ると、あるメニューに目が釘付けになった、、


超貧乏らーめん 300円、、


これまで、こんなにも頼みづらいメニューがあっただろうか、、


でもこれを店員の目を見て頼めたら、私の中でひとつの壁を越えられるとも思った、、



そして、、






女性店員「ご注文は何にいたしましょう?」



kamome「すいません、私と娘に超貧乏らーめんをひとつづつお願いします。」















言える訳がなかった、、


そんなこと、娘の前で口が裂けても言いたくなかった、、


結局、注文したのは私がコテ醤油で娘は冷やしラーメン、、

そんな葛藤を経て食べた『コテ醤油 750円 ライス無料』は涙が出るほど美味しかった、、

このお店は接客愛想がとても良く、また来たいと思わせてくれるお店だった、、












食後はスーパーに立ち寄りお買い物、、

〇〇さんが欲しがっていたハマグリを求めて数件回ったが、シジミしか見つけることができなかった、、










約束の地に戻ったのは午後2時頃、、

平日半額を利用したお馴染みの新世界『さくら』へと到着した、、

夏期の間は平日休みになっている私の特権だった、、










「ただいま♪」


私と〇〇さんはそう言いながら入室した、、

我々2人にとってこの空間は、すでに第二のマイホームだった、、









私はすぐにテレビの電源を入れ、大音量でミヤネ屋を流した、、








クーラーボックスすら持ってきていない〇〇さんは、冷蔵庫に食材と飲料をギッシリと詰め込んだ、、

「もはやキャンプをする気はない」

そう言わんとばかりに、この日の〇〇さんはコップとパジャマしか持ってきていなかった、、












冒頭で伝えた通り、今回の新世界は娘も一緒、、



私と〇〇さん2人だけの世界に、あえて娘を連れてきた理由、それは、、


〇〇さんに友達を作ろうシリーズ第二弾!



その相手に娘が選ばれたからだ、、

前回の友達を作ろうシリーズ第一弾では、唯一の友達であるシェイクさんと予行練習を行った〇〇さん、、


本番に選んだ相手は、まさかの小学6年生だった、、










それでも友達が欲しい〇〇さんは、娘にたくさんのお菓子を買い与えた、、

何種類も買ってくれたチップ、、

食感は違えど、味はすべてニンニク味で統一されていた、、










トランプでは互いの心が一気に急接近、、

友達のいない〇〇さん、こんな笑顔は久しぶりに見たような気がした、、









もっと娘を楽しませたいと思った〇〇さんは突然スイカを買ってきた、、


するのはもちろん、子供大好きスイカ割り、、












〇〇さんは扉の閉められたベランダに、購入したてのスイカをそっと置き、、









目隠しをされた娘は、玄関からのスタートとなった、、









視界と方向感覚を失った娘が頼れるのは、壁と足の裏に伝わるわずかな畳の温かさだけ、、

それでもゆっくり、ゆっくりと、確実にスイカへと近づいていき、、










見事、スイカをスノーピークハンマーで叩き割ることに成功した、、


汁が飛び散らないように小刻みな連打を繰り返す娘、、


こんな感じで終了したスイカ割り、、


盛り上がったかどうかは、ここにいた3人だけの秘密、、










夕食時、、

お酒の飲めない〇〇さんも、この時だけは乾杯、、

お決まりでいつも買う1本の瓶ビール、、

コップ一口分のビールに友情が詰まっていた、、








夕食はホットプレートを使用した焼肉各種、、

それと冷奴、水餃子、生ハムだった、、









もはや自宅と変わらない雰囲気の中、〇〇さんが率先してお肉を焼いてくれた、、

そして、、



「人生でギブアップは3回だけ」

「人生で道に迷う時があったら、辛い方を選びなさい。」


〇〇さんは肉を焼きながら、娘へ人生の先輩としての教えを優しく説き始めた、、












そんな〇〇さんには友達がいない、、

心は開きっぱなしなのに友達がいない、、

色々誘って欲しいのに友達がいない、、

出かける服もたくさんあるのに友達がいない、、

着信はいつも家族ばかり、、


でも優しさは一流、、

面白さも一流、、

オサレ度なんて超一流、、

そんな〇〇さんは私にとってかけがえのない大事な友達、、











夕飯を済ませたら寝床の準備、、

もちろん私と〇〇さんは同じ色、そして同じ硬さの枕を選んだ、、









その後は色鮮やかな花火を娘と〇〇さんで楽しむ、、

微笑みながら花火を楽しむ2人の姿は、どこから見ても友達同士そのものだった、、








寝る前には2人で食器の後片付け、、

〇〇さんが洗い、娘がしまう、、

とても息の合ったコンビネーションだった、、









そして1日の終わり、深夜12時頃に炊飯器の予約ボタンを押しておやすみなさい、、










翌朝、午前7時にセットしておいた炊飯器の炊けたよアラームが起床の合図、、

娘が作る朝食をニュースを観ながら待つ〇〇さん、、










シンプルながらも朝食らしい食事を3人仲良く満喫し、午前10時、、


新世界での1泊は幕を閉じた、、


帰り間際、再会を誓ってバイバイをした娘と〇〇さん、、

その時の別れを残念がる2人の姿、、

まぎれもなく友達同士だった、、



こうして、見事小学生と友達になることに成功した〇〇さん、、

友達を作ろうシリーズ第三弾があるかどうかは神様にしか分からないが、私と〇〇さんのWキャンプは永遠に続いていく事だろう、、















またやりましょう(>_>)(

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