最低会FILM RED

kamome78

2024年02月01日 06:13


『最低が導く˝終焉˝』


世界で最も愛されている最低男、stego(ステゴ)。


素性を隠したまま発信するその最低は゛別次元゛と評されていた。


物語は、彼が争いのない平和な最低会を作るために再び立ち上がった時に動き始める。

※『ONE PIACE FILM RED』より拝借





あの忌まわしき最低の一夜から4年…








最低会、、、復活の時です。





丁度ほぼ4年ぶりとなる最低会。


残念ながらコータ改、まなぷんの2名は苦渋の不参加となり、残された4人の最低で当日を迎えることになりました。








私が最初に現地に到着し、暫くするとstegoさん、ガブ(旧はるりく)さん2名の最低も合流。


あの日から4年という長き年月が経ちましたが、相変わらずパッと見ですぐに最低だと分かる出で立ちをしています。


先日、私が激推しする家系ラーメン屋の店先で偶然会ったガブさん、今回はキャンプだと言うのにどこにもテントらしきものは見当たりませんでした。









車内を覗かせてもらうと、完全に車で寝ますオーラ全開の快適装備がギッシリ。


そこにはテントのひとつも積まれてはいませんでした。


驚きを隠せない私に、「だって俺、キャンパーじゃねぇから」と悪びれもせず言い切るガブさん。


久しく会わないうちに彼はすっかり車中泊者になってしまったようです。









今回の最低会の舞台は前回と同じくstegoさん持参のピルツ。

最後に張ったのは前回の最低会以来4年ぶりの設営らしく、うっかり先っちょのカバーを装着するのを忘れてしまったようです。







誰も助けてくれない状況の中、もがきながらも何とか先っちょにカバーを装着しようと必死なstegoさんなのですが、、、







我々には保健所に捕縛され必死に逃れようとするstegoさんにしか見えませんでした。







でも苦労のおかげで先っちょに何とか装着できたようです♪








今回の最低会はstegoさんの尽力なくして復活はなかったでしょう。

彼の最低会へ込めた熱き想いと愛、、、

その想いが4年という長き年月を経てついに最低会を動かしたのです。












その凄まじき執念とエネルギー…


我々はそんな彼の事をリスペクトを込めて『川崎の特級呪霊』と呼ぶことにしました。









特級呪霊ステゴーンの帳(とばり)も完成。



あとは夕方IN予定の髭茶髪さんの到着までのんびり過ごします♪








小腹が減ってきた頃合いでガブさんがオシャレギアで焼き鳥(総菜)を振舞ってくれました。



kamome78「めっちゃカッコいいの持ってんね~」

ガブさん「だって俺、キャンパーだから」



…っと、状況に応じてキャンパーを使い分けるガブさん。

私は心の中で彼のことをペテン師と呼ぶことにしました。




楽しい会話であっという間に時間は過ぎていき、夕方前に今夜の宴飯おでんを仕込むことに。








今回のおでんは事前に各自用意する具材が振り分けられていました。

もちろんカモメは玉子担当。

ちゃんと染み込むよう前日から手作りおでんつゆに24時間漬けてきた自信作です。







大根担当のガブさんは大根は大根でもすでにかつお出汁で味が染みている大根を2パック購入して来ました。



完成品だけどとても美味しそうです♪

ぶっちゃけ湯煎だけでいいやつですけど作る手間が省けるのでこれはこれで大アリですね


まぁ、これはこれで確かにおでんだし、むしろ俺達が作るおでんより間違いなく美味しい出汁だとは思うけどさぁ。
でも何て言うかその~、、、みんなでおでんを食べようっていう本来の趣旨よね。
これならみんなでコンビニおでん買ったら済んじゃう話になっちゃうし。
例えば俺が「焼肉食べたいな~」って言うと「焼肉いいね、でもあたしはお寿司もケーキも食べたーい」って、すたみな太郎を提案してくる人(嫁)と同じ感じ的な。もちろんすたみな太郎はコスパ高くて俺も好きなんだけども、俺が焼肉食べたいって言ってる時のイメージって高級店じゃなくてもせめて焼肉専門店な訳ですよ。
ガブちゃんって見た目は完全に房総のチンピラだけどすっごく良い人でイケメンで優しくて心から好きと言える車中泊者なんだけど、もう少し趣旨を汲み取って欲しかったなぁ~…




っという事で、、、








 

次回からはちゃんと写真と合わせてお伝えしようと思います♪











一方stegoさんはコンニャク(使用済不可)と皮つきウインナー担当だったのですが、自由枠品として何やら怪しげな豚の部位を持参してきやがりました。


限りなく原型をとどめた豚の耳。


そして豚足です。


さらに豚の耳(ミミガー)を耳に当てている姿があまりに自然過ぎて実は本当にstegoさんの耳(ステガー)なんじゃないか?とテント内がざわつきます。









食材は絶対に無駄にせず最後まで有難く食べきるのが信条の最低会。

「絶対美味しい出汁がでるはず」というstegoさんの意見を取り入れ、まずは長時間煮込みが必要なステガーと豚足を全量ダッチオーブンに投下して煮込み開始です。








するとやはりと言うべきか、案の定大量の耳カスと豚足の爪アカが浮き上がってきたので、、、















早速stegoさんに味見をしてもらいます。







豚だけにトンでもない美味さにブッタまげていました♪



…なーんてね。

45歳にもなるとこんなダジャレを真顔で書けるようになるのです。









そうこうしている内に今宵最後のワンピースである髭茶髪さんも合流。

ちなみにですが今年から黒染めを止めて白髪を生かしていく宣言をしているようです。

目指せ最低会の吉川晃司!

※ファンレターいつでもお待ちしております。髭茶髪さんをもっと知りたい方はコチラ









全員揃ったところで4年ぶりの最低会復活に、、、


乾杯!!!


仕切りはもちろん最低会リーダーstegoさんです♪








ちょうどタイミングよくおでんも完成☆


それでは頂きましょう!






















































しかしいくら食べても全く減った気がしない豚の耳と豚足。


表面上はおでんぽく見えてますがその下は豚の耳と豚足しか入っておらず、おそらくダッチ内のおよそ80%以上が豚の耳と豚足というおでん。

先に豚耳と豚足を全て投下してしまったせいで、他の具材をほとんど入れることができなくなってしまったのが原因のようです。








「…だってそもそもリーダーが買ってきたんじゃん」



口には出さずとも心でそう言わんばかりにシェラカップ一杯に盛られた豚の耳と豚足が静かにstegoさんの前に置かれます。


まさに無言のストライキ。


これが2024年1月に勃発した最低会において後世まで語り継がれるであろう大事件、『最低の乱』の始まりです。









折角復活をしたはずなのに、最低会はこのまま終焉を迎えてしまうのか。



…答えは否。


争いのない平和な最低会を目指すリーダーstegoさんは覚悟を決め、ダッチに入っている全ての豚の耳と豚足を自分一人で食べきる事を誓ったのです。

しかもこれが豚の耳ではなく本当にステガーだとしたら1人共食いになってしまう恐れがあるにも関わらずにです!


我々はリーダーの覚悟…そして目の前で1人共食いを見てしまうかも知れない恐怖に怯え、『最低の乱』はものの3分で平定されました。








しかしそんなstegoさんにも限界はあります。


stego「ねぇカモちゃん…たまには普通のおでんも食べたいよ」


…とウリボーの鳴き声にも近い声で言うのでウズラ入りさつま揚げを一個だけ豚耳の上に乗せたらもの凄く喜んでいました(笑)


生産者も感無量でしょう。








外は氷点下に近い気温となり、静寂の中で焚火を楽しむキャンパー達。

電源のないサイトなのに女性ソロキャンパーの姿もあり、まさかすぐ近くで最低会が復活しているなんて夢にも思ってないでしょう。









stegoさんの努力の甲斐もありダッチの中に本来のおでん具材がたくさん入るようになりました。

「やっと普通のおでんが食べれる!」

飢えた最低達は大喜びです。









あっという間に平らげ、お次に大量のウインナー(皮付き)が玉子(偶数)と共に投下されます。

余談ですが一見どれも同じウインナーに見えますが、それぞれの色や弾力や温もり、先っちょの皮の被り具合などひとつとして同じものはありません。


もしかしたら上から8番目のウインナーは、、、


あなたかも知れません。(ニヤリ)










こうしてやっとお腹が満たされた最低達は上機嫌で4年の間に積もりに積もった最低話に華を咲かせます。






日本酒に手を出し泥酔のガブさんは自分が目をつぶっている事に気づいてないのか、「前が見えねえ」と繰り返し訴えます。









隣に座るstegoさんもいつの間にか全身をREDに身を包むアベンジャーズに変身していました。



アベンジャーズと盲目のペテン師、夢の共演です。








右を向くと髭茶髪さんが「タバコの煙で巨大なドーナツを出すから写真に撮ってくれ」と言ってきました。


その結果は、、、










全くの不発です。

それどころか私には何か違うものを出している時の顔にしか見えません。









そんなどうしようもなくも愛おしい最低時間が過ぎ、stegoさんの表情がピクリとも動かなくなったところでおやすみなさい










翌朝、大好きなラーメン屋の開店時間に間に合わせる為、朝から急いで撤収作業を進めます、、、










…全身をREDに染めたリーダーが。



stegoさん「誰か手伝ってよ~」


ガブさん「だって俺、キャンパーじゃねぇから…」








…っという訳で4年ぶりの最低会は無事に終了となりました。


世の中色んな事がありますが、「最低でみんなを幸せにする」を合言葉にこれからもブログ生命をかけて活動を続けていこうと思っています。


みんなありがとう!


またやりましょっ♪

























































~おまけの話~




無事に開店前に到着し、仲良く椅子に座って開店待ちをする最低達(笑)

もし「最低に会いたい」という奇特な方がいらっしゃるなら(絶対にいない)週末の千葉家に来ると会えるかも…です♪






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