オーシャンズキャンプ PART8

kamome78

2016年09月04日 22:01

9月となり、激しく慌ただしかった夏期の平日休みがやっと終わったのでブログも細々と復活です。

そんな久々のレポUPは、オーシャンズ&〇〇さんシリーズの二本立てです(笑)
相変わらずの身内ネタですが、私にとっては大事な思い出なので誰が何と言おうと記録に残します♪











20XX年〇月〇日 新オーシャンズパーク(仮)にて、オーシャンズ8回目となる訓練が行われました。


※今回のレポも過去作同様、すべてが映画「オーシャンズ13」的要素を加えた完全なるフィクションの身内ネタとなっております。
今さら言うまでもなく、今回もキャンプの役には一切立たない内容に仕上がっていますので、軽々しく続きをクリックしないようお願い致します。



~過去のオーシャンズはこちら~


オーシャンズPART1
オーシャンズPART2
オーシャンズPART3
オーシャンズPART4
オーシャンズPART5
オーシャンズPART6
オーシャンズPART7


ある日の正午、私は新オーシャンズパークへと車を走らせていた。


もちろん訓練の為だったが今回はただの訓練じゃなかった。


オーシャンズ初となる、、





武器を使用しての訓練。




やはりいくつになっても武器という響きに男の本能はうずくもの。












向かう道中、私はワルサ―P78を握りながら武者震いが止まらなかった。













しかし訓練は私の想像を遥かに超えたものだった。

到着すると挨拶を交わす間もなく、全員が私に向かって一斉射撃してきた。

私も負けずとワルサ―P78で果敢に応戦したが全く歯が立たなかった。










なぜなら、彼らの武器は本気だったから。

100円ローソンで冗談半分で購入したワルサ―P78なんかで太刀打ちできるはずがなかった。

そう、始まる前からすでに気持ちの面で負けていたんだ。








そしてワルサ―P78を奪われた私は、戒めとして何回も恥辱的な拷問を受けることになった。









その後は、そのままの勢いで全員が敵同士となるサバイバル戦。








もちろん全員が強制参加。

大人ぶって椅子になんか座っている奴は容赦なく蜂の巣にされることになった。









そしてサバイバル戦は果てしなく続いた。

水風船を顔面に向けて投げつける非情な奴もいれば、背後からコッソリと襲いかかったのに紙一重で避けられてすっ転び、足首を本気で負傷した奴もいた。


でもこれで良かった。


オーシャンズはやると決めたらどんなことでも全力でやる集団。


たとえそれが、心からアホと思えることでもだ。






「お前だけアホにはさせない。」




全員が同じ気持ちだった。


仲間を見捨てず、辱しめは全員で受ける。




それが俺達!












オーシャンズ!

















激しい銃撃戦の訓練が終わると休息の時間。


我々は乾杯をし互いの健闘を称えあった。











今回の結集には、もうひとつ大きな目的があった。


それはオーシャンズに新たに2人が正式に加入することになったので、そのお披露目も兼ねていたんだ。


これまでのオーシャンズは映画オーシャンズが13人だったこともあり、我々も13人のみで過酷な訓練を続けてきた。

しかしオーシャンズが誕生してから1年半が経ち、全員で話し合った結果、もうそこに捉われなくてもいいのではないか?という結論に至ったのだ。


そして新たに加入することになった2名は、これまで何回断られようが、ずっとオーシャンズ加入へ向けてロビー活動を続けてきた2名。


オーシャンズ入団に異論を唱える者など1人もいなかった。


それでは、オーシャンズに新しい色をつけてくれる新人2名を紹介しよう。











ヴァンサン・カッセル(仮名)

別名『怪盗ナイト・フォックス』とも呼ばれており、自分のことを「世界一のキャンパー」だと勝手に思い込んでいる。

普段は怪盗ナイト・フォックスという異名を隠してはいるが、酒に酔うと「いつかモロッコへ行って王様のクルーザーを盗みたい」と本音を漏らすこともある。

オーシャンズをライバル視していたが、「オーシャンズこそ世界一のキャンパー」という噂を聞きつけ、オーシャンズのキャンプスキルを盗むために潜入することを決意。










オーシャンズでは自分の正体を隠し、別名『ジャッキー・チェン(雑魚)』として活動することを誓う。












マリオ・バロテッリ(仮名)

相手を一瞬で置き去りにする勢いのあるキャンプスタイルを得意とし、肌の色も黒いことからキャンプ界の『黒い稲妻』として名を知らしめている。

そんな本人にはオーシャンズに加入するという大きな目標があり、これまで水面下で懸命なロビー活動を続けてきた。

「オーシャンズに入団できるのなら、これまで築き上げてきたイメージをすべて失っても構わない」

そんな熱意がついにオーシャンズを動かし、2016シーズン途中での電撃加入となった。








これまでの輝かしいイメージを一新し、オーシャンズではチョコバット(仮名)として生きていく事を誓う。













そんなニューフェイス2人は、初めて体験するオーシャンズ訓練に相当衝撃を受けていたようだった。










もちろん俺達も、新人だろうがスーツ姿だろうが手を抜くことなど一切しなかった。

オーシャンズの辞書に手加減という文字はないからな。

少しでもイス寝しようものなら、すぐさま一斉射撃でズブ濡れさ。










でもイアン(仮名)が、銃の中に昆布つゆを混ぜようとしていたのはさすがに止めたよ。

いくらオーシャンズでも、さすがにこいつで撃たれて笑って流せる奴はそうはいないからな(笑)

こいつで撃たれても流せるのは、きっとそうめんだけだろう。

どんな時でも全力を尽くし、どんな時でも全力で応える。



それが俺達!











オーシャンズ!


















食事はいつものオーシャンズスタイル、あらゆる料理を全員で回し食いをした。










新人のチョコバット(仮名)とジャッキーチェン(雑魚)も自慢の料理をみんなの為に振る舞ってくれたよ。

ジャッキーチェン(雑魚)の餃子は涙が出るほど美味かった。







チョコバット(仮名)のレモンサワーもまさに究極と呼べるほどの出来栄えだったよ。









その後、俺達はとにかく服を乾かした。

着替えがなく、唇も若干紫色へと変色していたイアン(仮名)もこれ以上撃たれることを拒み始めた。











この尻を見てくれ。

どうだい?いい歳こいてひどいだろう?(笑)


でもこんなひどい状況でもメンバー達は心から楽しんでいたよ。

そう、みんなあの頃に戻っていたんだ。

子供の前では絶対に見せられない無邪気な姿がそこにはあったよ。











そんなチョコバット(仮名)の隣にはマット・デイモン(仮名)がピッタリと付き添い、色々とオーシャンズスタイルを教えていた。

互いが互いの影のような肌の色をしているからな、きっと2人の間に何か通ずるものがあったのだろう。













そして日が暮れた。












夕飯も昼食と同様に、全員が作った料理を全員で回し食う。

どんな時だってオーシャンズスタイルに一切のぶれはなかった。




ただそんな時、ひとつだけ厄介な問題が発生したんだ。












イアン(仮名)だ。


酒に溺れ、この時すでに眼球の半分が白目へと変わり始めていたイアン。

1人無差別に銃を乱射し、すぐ隣でイス寝をしていたアンディ(仮名)の顔面にも容赦なく発砲。

それはそれはひどい状態だったよ。



そんな暴れっぷりに、次第に俺達の我慢も限界に達していった。

そしてイアン(仮名)がトイレへ行った時、俺たちはついに彼にお灸を据えることにしたんだ。



それは、トイレから戻ってきたイアン(仮名)を、、











全員で狙撃する。


少しだけ気の毒な気もしたが、限界まで我慢していた俺たちにもう迷いはなかった。




でも、、撃てなかったよ。



なぜならイアンは、トイレから戻ると全員がいなくなってた事だけですでに大きなショックを受けていたからさ(笑)


そう、ああ見えて彼のメンタルはとても打たれ弱いんだ。


一気にお仕置きモードの熱が冷めてしまった俺達、1人、また1人と無言のままイアンの隣に座っていったよ。


そして気づいたんだ。


やっぱり俺達は、そんなイアンが大好きだってことにね。













その後は昼の過酷な訓練のせいか、次々とイス寝をしていくメンバー達。








気持ちよさそうにイス寝をするアンディ(仮名)。

きっと日頃の疲れが相当溜まっていたのだろう。

まぁ、俺には餌を求めるフナにしか見えなかったけどな(笑)










そんな時、一度帰宅していたジョージ(仮名)がアイスと牛丼を買って戻って来てくれたんだ。

さすがリーダー、小腹の減り時ってものを熟知していて感心したよ。

俺もこういう歳の取り方をしたいって素直に思えた。













翌朝、、

いつものオーシャンズと同じ風景、、









マック(仮名)の淹れてくれたモーニングコーヒーで至福の朝を過ごし、俺達は解散した。










次回の訓練は〇月〇日、、

場所は同じく新オーシャンズパーク(仮名)だ。



新たな仲間が2名迎え入れ、総勢15名の新生オーシャンズとして生まれ変わった俺達。

この先オーシャンズがどうなっていくのか、それは誰にも分からない。

結成されてからすでに数年が経ち、高齢化も進んでいるからな。

だけど俺達は、それでも訓練を続けていく。


なぜなら、それがオーシャンズだから…







俺達!











オーシャンズ!







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