2015年05月12日
第四回パロイン下見キャンプ
2015.4/25(土)~26(日)
第四回パロインの開催地へ、下見キャンプに行ってきたのでサラッと記録に残します。
~下見キャンプまでのあらすじ~
すでに水面下で始動している第四回パロイン。
今年で最後とも噂されるパロインの開催地として、すでに決定しているのは千葉県君津市にある『かずさオートキャンプ場』。
言わずと知れた千葉が誇る人気キャンプ場だ。
かずさACオーナーと10年以上の長い付き合いである髭茶髪の仲介によって決定したのだが、まだ貸切エリアに入る組数や居酒屋パロインの設置場所、オーナーとの打合せなど決めなくてはならないことが山積み状態だった。
注意事項やマナー的なことも含め、オーナーからのご厚意を決して裏切るような形にはしたくない。
そこで髭茶髪が中心となり、サイトの下見やオーナーとの打合せを兼ねた下見キャンプを急遽実施することになった。
<登場人物>
髭茶髪
物欲夫婦
383
そうパパ
ガブ(はるりく)
KZ(IG kz_camp_book)
kamome78
<友情出演>
ひろママ夫婦
AM11:00頃
天気にも恵まれ、とても心地のよい芝生サイトへと到着。
今回のメンバーは、物欲夫婦さん以外はソロなので3サイト分をシェア。
すでに数名のメンバーは到着済みで、物欲夫婦さんがリビングとして提供するムササビウイングの下でのんびりくつろいでいた。
その中には来るとは聞いてないひろママ夫婦も座っていたが、特に驚くこともなければ気にすることもなかった。
ひろパパ「えぇ~ カモちゃん驚かないの~?」
ひろパパは私が驚かないことに少し不満そうだったが、これが正直な気持ちだった。
すでに私にとっては第一回パロインからの長い付き合いになる気の知れた大事な仲間。
良い意味ですでに見飽きた存在なのだ。
そして乾杯。
お馴染みメンバーなので、テンションを無理に上げることもなく淡々と。
そんな乾杯のすぐ後、ひろママ夫婦は帰って行く。
ホウリーウッズで開催されているイベントに向かうとのことだった。
最後にひろパパは私に手を小さく2.3回振り、口パクで「バイバイ」と言い残し去って行った。
彼がなぜ口パクだったのかは分からない。
その後、我々は今回のキャンプ目的である任務を遂行する。
①貸切エリアに何サイト分を確保できるかの実態調査。
第四回パロインの参加組数を決定づける重要な任務である。
どこにどんな形のサイトがどのくらいあるのか。
自分の目で各サイトの広さを確認する為、場内をくまなく歩く。
みんなが1つ1つサイトを調査をしている中、なぜかそうパパさんは私の撮影の邪魔をしていた。
「ここには何サイトくらい張れるかなぁ?」
「6サイト分はあるんじゃないか?ただ凸凹してる部分もあるね。」
「できる限りみんな平等にしてあげたいけどねぇ…」
「ソロ幕だけだったらこの辺りだけで相当張れそうだね。」
「でも〇〇〇〇を置く人がいたらどうするの?」
当日起こりえる問題点を事前に想定し、解決策を探る。
話しは尽きなかった。
そしてやはりかずさACにはカエルが多く、湿地帯の方に近づくとカエルがピョンピョン跳ねていた。
マヨガエル事件がトラウマになっている私は、足元に細心の注意を払いながら歩く。
しかし383さんは、そんな私にカエルを投げるフリをして、何度も何度も驚かせてきた。
その度に悲鳴を上げながら逃げ回ったが、口パクで「いつか覚えてろ」と負け惜しみを言うのが精一杯だった。
貸切エリアに、自分の目で調べたパロイン当日の想定サイト数を記入していく。
曖昧だった部分を明確にすることにより、我々の中で大体の全体イメージを掴むことができた。
そんな調査中、偶然にもかずさACにキャンプに来ていたnomoco家と遭遇。
友達家族とご一緒だったので挨拶程度にとどめておいたが、とても嬉しい再会だった。
そんな楽しい調査が終わり、サイトに戻るとKZが到着していた。
KZもパロインを愛してくれる1人だ。
KZ「パロインがなければ俺は今でもゴルファーのままだった。」
そうパパ「パロインが原点であり、これがなければ今でもキャンプやってたかどうか…」
髭茶髪「パロインがなかったら、今頃キャンプを引退してた。」
物欲夫婦「パロインに参加してなかったら、いつまでも夫婦2人だけでキャンプをしていた。」
ガブ「パロインがなければ今の俺はない。」
参加メンバー全員が同じ気持ちだった。
もちろん、今回はたまたま我々が集まったが、この場にいないパロインを愛してくれるメンバー達も我々と同じ気持ちなはずだ。
その後、しばらく談笑が続き…
.
.
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PM2:30
次の任務の時間がやってきたので、約束の場所へと足を運ぶ。
②オーナーとの親睦を深めながらのパロイン打合せ。
オーナーのご厚意により、管理棟に新設したという憩スペースを打合せ場として提供してくれた。
そこに並べられたのは、旬のタケノコや自然薯、自家栽培の新鮮素材をふんだんに使用した料理がズラリ。
ここで勘違いしてはいけないのは、もちろんこれは髭茶髪さんがいたからのこと。
すべてがオーナーと10年以上に渡って家族ぐるみの付き合いをしてきた髭茶髪のおかげだった。
挨拶もかねての乾杯。
タケノコが美味しくて美味しくて…
箸が止まらなかった。
この頃、最後の登場人物であるガブさんも合流。
メンバー全員が揃ったところで、本格的な打合せに入る。
美味しい料理に舌鼓をしながら、オーナーとの打合せは進んだ。
そんな中、そうパパさんはオーナーお勧めの飲み方である焼酎+ウイスキーの水割りにどっぷりとハマり、何杯もオカワリをしていた。
かなりのハイペースに、周囲からも「そんなに飲んで大丈夫?」と気遣う場面もみられた。
案の定、気づくと彼の顔全体はとても色鮮やかなサーモンピンクへと変色していた。
それはそれは、絵に書いたように見事な泥酔っぷりだった。
それでも彼は飲むのを止めなかった。
オーナーも見つめる中、張飛のようにひたすら酒を飲み続けた。
そして…
彼はピクリとも動かなくなった。
もはや寝息すら聞こえない完全な無。
まるでガンダムに破壊されたグフのように彼はすべての機能を停止させた。
管理棟で…まさかのイス寝…(笑)
これにはオーナーも苦笑いだったに違いない。
その後、しばらくして目を開け、「夜の8時まで昼寝する」という耳を疑う言葉を残してテントへと消えて行った。
その後もオーナーのおもてなしは続き、延々と出てくる料理に、ただひたすら口内絶頂を繰り返した。
そして夜の9時過ぎだろうか…
6時間以上の長きに渡った親睦会を兼ねた打合せは終了。
オーナーの気さくな人柄のおかげで、我々はとてもリラックスした時間を過ごすことができた。
これにて本日の任務もすべて終了。
半日ぶりに暗闇となったサイトへと戻り、1日の締めはやっぱり焚き火。
物欲夫婦さんから借りて、初めてのクルクル体験もさせてもらった。
驚愕だった。
パリッと弾ける触感、したたる肉汁と噛むほどに溢れ出る旨味…
クルクルした粗挽きウインナーがここまで美味しいとは夢にも思っていなかった。
その美味さに完全に虜となった私、無我夢中でクルクルしては食べ続けた。
みんなのウインナーを。
香薫、御殿場あらびきポーク、アルトバイエルン…
そのどれもが個性があって本当に美味しかった。
この中で誰が1番かなんて争うことはしない。
それぞれが焚き火の中誇らしげに、自分だけの肉汁を溢れさせていた。
後日、私が2本のクルクル棒を購入したのは言うまでもない。
翌朝、天気は良好。
朝食はおなじみのサッポロ一番塩らーめんだったが、この日の私は一味違った。
そのままでも美味い塩らーめんに、あえてホール缶トマトをぶっこみ、さらにとろけるチーズ、トマト、半熟卵を加えれば、、、
チーズトマト塩らーめんの完成。
完成と同時に周りから「うわぁ~、まずそ~」という声が聞こえてきた。
実際の味はと言うと、1口目は意外と美味い、でも3口目あたりから普通のサッポロ一番塩らーめんが食べたくて涙が出そうになる。
そんな味だった。
万が一これを見て、作ってみようと思う読者がいたら一言だけアドバイス。
ホールトマトの入れ過ぎには注意せよ。
量さえ適正にすればきっと美味しいです。
その後しばらくの間、みんなでのんびりと語らい、、、
帰り際にはオーナーからお土産で、しっかり下処理のされたタケノコを頂く。
最後まで本当にお世話になりっぱなしの2日間だった。
そしてお昼前頃、パロイン下見キャンプは幕を閉じた。
ほとんどの時間をエアコン完備の管理棟で過ごしてしまったが、間違いなく第四回パロイン成功の布石となる重要なキャンプだったに違いない。
完。