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2018年06月10日

昭和の森でラーメン道Ⅲ

2018年6月2日(土)~3日(日)



昭和の森でラーメン道Ⅲ

土曜日は娘の体育祭。

応援団の一員となり、大きな声を上げる娘の雄姿を朝からたっぷりと目に焼き付ける。

そして14時過ぎに体育祭が一段落し、炎天下の中で一生懸命に頑張った娘を心ゆくまで労った後、、、





カモメ「じゃーパパはこれから出掛けてくるよ。」

娘「仕事?」

カモメ「いや、ラーメンを食べに行ってくる。」

娘「いいな!あたしも食べたい!」

カモメ「それはできないんだ。」

娘「なんで?」

カモメ「まだお前にラーメンを嫌いになって欲しくないんだよ。」

娘「?」

カモメ「世の中には知らなくていい味もあるんだよ。」

娘「???」




最後までハテナ顔だった娘を半ば強引に説得し、私が車を走らせ辿り着いたのは、、、









昭和の森でラーメン道Ⅲ

昭和の森フォレストビレッジ。


またの名を、、、





『昭和の森キッチンスタジアム』
※注意 ねぶり会の中だけでの呼称です。



最強のラーメンを目指して…

ねぶり会による、果てなき挑戦を記録に残します。











昭和の森でラーメン道Ⅲ

私が現地に到着したのは16時頃だったでしょうか?

すでに髭茶髪さん、そうパパさん(以下ロビちゃん)、ガブさんの三人はチェックインしており、それぞれの仕込みが真っ最中のところでした。

しかし魚介系つけ麺専門店『酔軒』店主であるシェイクさんは仕事の都合により残念ながら不参加。

前回に続き今回のねぶり会もフルメンバーとはいきませんでした。








昭和の森でラーメン道Ⅲ

しかし最高の髭系ラーメンを目指し、この日を待ちわびていた髭茶髪さんには少しの気の緩みもありません。

私が合流すると、すでに髭系ラーメンの源ともいえる髭系秘伝の醤油ダレが沸々と煮込まれていました。







昭和の森でラーメン道Ⅲ

そしてもはや髭茶髪さんの相棒とも呼べるユニフレーム製のツーバーナでは、いつもの通りに大量のゲンコツも煮込まれています。

私は見ることができませんでしたが、きっと今回もキャンプ用のハンマーで何度も何度も激しく叩き割っていたことでしょう。

ちなみに前回の『スープが湧かない事件』を相当引きずっているのか、ヤフーポイントを使い果たして購入したあの寸胴の姿はどこにも見当たりませんでした(笑)







昭和の森でラーメン道Ⅲ

ちなみにこのユニフレームツーバーナも、髭茶髪さんが昔、ファミリーキャンプを楽しんでいた時代に購入したモノだそうです。

「あの頃はこのツーバーナを使って子供達に色々なキャンプ料理を作ってあげてたもんだよ。」と本人は懐かしそうに語ります。

そんな想い出のツーバーナが、今ではゲンコツから髄エキスを抽出する為だけに使用しているなんて運命とは無情なものです。






昭和の森でラーメン道Ⅲ

そんな髭茶髪さんの向かいではチャーシュー担当のガブさんもすでに煮込みを始めていました。

今回は本気を出してダッチオーブンを持参したそうです。

さらにチャーシューを縛る紐もほどけない様にネットタイプを購入したようで、前回の失敗からしっかりと何かを学んでいるようでした。







昭和の森でラーメン道Ⅲ

そんな2人と比べ、1人だけとてもリラックスした様子だったのがロビちゃんです。

いつもの流れであればラーメン担当として忙しなく仕込みをしているはずなのですが、この日のロビちゃんにそんな様子は全く感じられませんでした。






昭和の森でラーメン道Ⅲ

実際に彼の周辺を見てみると、すでに完成されたものが並べられています。

メンマと醤油タレのような液体に、、、





昭和の森でラーメン道Ⅲ

すでに刻まれたネギや茹で青菜が置かれており、本人曰く「あとは麺を茹でて絡めるだけだから余裕だよ♪」とのこと。


そう、今回ロビちゃんが作るラーメンは、実は私が食べたくてリクエストしたものなのです。


それは、、、



ロビ系油そば。



豚骨醤油を追求する髭茶髪さんや、つけ麺を追求するシェイクさんとは違い、あらゆるジャンルのラーメンに斬新なアイディアで挑戦していくロビちゃん。

そんなロビちゃんに、ケンタッキーフライド担担麺カーネル系鶏白湯ラーメンに続くラーメンとして提案したのが、近年人気の広がる『まぜそば』や『和え麵』の元祖的存在である油そばだったのです。

汁なし系ラーメンの躍進を我々ねぶり会も無視することはできず、ここらで押さえとくべきという判断からロビちゃんにお願いすることにしたのです。

しかし油そばには髭茶髪さんと比べてスープ作りがないという圧倒的なアドバンテージがあります。

それはイコール「失敗するリスクが少ない」という事なので、今回のロビちゃんからは様々な部分から余裕さが伝わってきました。

しかしラーメン作りに油断は大敵。

最後まで気を緩めずに頑張って欲しいものです。







昭和の森でラーメン道Ⅲ

私は長き戦いが続くそんな3人を、ライムを添えたコロナビールで労います。







昭和の森でラーメン道Ⅲ

全員の成功を祈願して乾杯。







昭和の森でラーメン道Ⅲ

そして乾杯が終わると、髭茶髪さんがねぶり会のソウルフードである手羽先を焼き始めてくれました。

焼く(bake)⇒ねぶる(lick)⇒置く(put)。

この全世界共通であるtriple actionを極限までコンパクト化した世界初の動線、通称『SUPER NEBURI LINE』によって、すでにねぶり骨の生成は終了していたと思っていたのですが、まだ不足しているとのことでした。






昭和の森でラーメン道Ⅲ

時間に追われる中、急いでねぶり骨を生成する髭茶髪さん。

さすがに新型のねぶり構えを披露する余裕はなさそうです。







昭和の森でラーメン道Ⅲ

しかし近づいてよく見ると、2本のねぶり骨が複雑に絡み合っているのが分かります。


なんと知恵の輪型です!


さすが世界三大ねぶリストの一人。
※残りの2人は見たことも聞いたこともありません。

一見、普通にねぶっているようにしか見えませんでしたが、彼はしっかりと新型を披露していたのです。

最初の形を作るまでに多少の時間を要するねぶり構えではありますが、高齢化が進む中、脳トレという意味では覚えておいて損はないかも知れません。








昭和の森でラーメン道Ⅲ

しかしロビちゃんだって負けてません。

「カモちゃーん♪」と呼ぶ声がするので後ろを振り向くと、木の陰からコッソリとこっちを見つめるロビちゃんの姿がありました。











昭和の森でラーメン道Ⅲ

なんとひょっこりはん型です!


さすがねぶり会のファンタジスタという異名をもつロビちゃん。

この日も、旬な素材を取り入れた創造性溢れるねぶり構えで我々を絶句させてくれました。


こうして生成された世界に一つだけのねぶり骨たちを、、、









昭和の森でラーメン道Ⅲ

スープの中へと迷いなく、デロリアン並みの加速力で流し込んでいきます。

こういう長い道のりを経て、鶏ガラ&ゲンコツのWスープに我々のねぶり骨を加えた奇跡のトリプルスープが完成するのです。









昭和の森でラーメン道Ⅲ

仕込みが一段落したあとはしばしの休息。

ガブさんはタマネギとニンジンを入れ忘れていた事実に、チャーシューが完成した瞬間に気付いてしまったようでした。






昭和の森でラーメン道Ⅲ

さらにそんなタイミングの時、ガブさん妻であるア〇〇コ(仮名)からなんと自作の『ア〇〇コ系 ねぶり(?)ラーメン』写真が送られてきたのです!

実際、このラーメンの底にア〇〇コ(仮名)のねぶり骨が沈んでいるかどうかはネーミング通り(?)ですが、もしこれが本当なら女性初のねぶりラーメンであることに間違いはありません。

この写真を見た瞬間、湧き上がる我々の驚きと歓声。



女性からは生理的に受け入れられないと勝手に思い込んでいたねぶり会。

でも「壁」なんかなかった 自分で作ったもんだったと気づいたねぶり会。
※ORANGE RANGE『ラヴ・パレード』より抜粋


我々からしたら、ベルリンの壁が壊れたくらいの喜びでした。







昭和の森でラーメン道Ⅲ

その後、夫でありチャーシュー担当ガブさんの『ガブチャースー』も完成。

いつか夫婦仲良くねぶりラーメンを作る日がくるのも、決して夢物語ではないのかも知れません。








昭和の森でラーメン道Ⅲ

そして次第に辺りは暗くなり、仕込みと談笑を繰り返しながら時間は進んでいきます。






昭和の森でラーメン道Ⅲ

中央のパイルドライバーから吊るされたBluetoothスピーカーから流れるのは、もちろん流行りの音楽ではなく家系ラーメンの生み親である吉村 実氏の肉声です。


自らが創り出すスープ同様、パンチの効いた一言一言も心に染み入ります。

スピーカーから聞こえてくる数々の吉村実氏の言葉に、真剣な表情で耳を傾け続ける我々。







昭和の森でラーメン道Ⅲ

そんな光景を、通りすがりの子供が不思議そうな眼差しで見つめてきます。








昭和の森でラーメン道Ⅲ

その後、人気インスタグラマーのナオタンがゲスト登場。

ロビちゃんよりねぶり情報を聞きつけ、日帰り弾丸ツアーでねぶりラーメンを食べに来てくれたのです。

知ってか知らずか、ロビちゃんと同じひょっこりはん型で登場してくるところが2人の仲の良さを物語っています。






昭和の森でラーメン道Ⅲ

作り手にとって、わざわざ足を運んで自分が作るラーメンを食べに来てくれることは本当に嬉しいことだと思います。







昭和の森でラーメン道Ⅲ

あとはそんなナオタンの期待に応えるだけです。

果たして今回の髭系ねぶりラーメンは、究極へと近付くことができるのでしょうか。


長時間煮込んだ奇跡のトリプルスープが完成したところで、髭茶髪さんは一気にラストスパート!

髭系スープによく絡むと言われ、それでいてどこにでも売ってる市販の中太ストレート麺を鍋へと投げ込み、髭系伝統の平ザル(キャンドゥ製)で手際よく湯切りしていきます。


今回、ラーメンを作る一番手は本人の希望もあって髭茶髪さんです。

理由は、「俺のラーメンが旨く感じないのは、いつも食う前にみんながお腹一杯になってるからだ!」と逆ギレしてきたからです。

自分を見失うとはきっとこういうことを言うのでしょう。










昭和の森でラーメン道Ⅲ

そんな髭茶髪さんの麺茹でに合わせ、ガブさんも自慢のガブチャースーを切り始めます。

前回は酒に飲まれてチャーシューを上手にカットすることができず、ただ豚肉をほぐしているだけに過ぎなかったガブさん、、







昭和の森でラーメン道Ⅲ

今回は真剣そのものでした。


「俺はほぐさねぇ… おめえだけはぜってーにほぐさねぇ…」


どことなく孫悟空っぽくチャーシューに語りかけながら、ゆっくりと慎重にチャーシューをカットしていきます。

果たしてリベンジはなるか。

ただやはり酒に飲まれちゃってるせいか、どうしても顔が少しニヤけてるところが気になるところです。







昭和の森でラーメン道Ⅲ

でもチャーシューはほぐれてません!

確かに薄い厚いはありますが、どの肉片もほぐされることなくまな板に並べられていました。


ガブさんは見事リベンジを果たすことに成功したようです。

ただなんでしょう…

なんだかもの凄くレベルが低いリベンジなような気がしてなりません。






昭和の森でラーメン道Ⅲ

続いては味玉担当である私の出番。

今回は少し趣向を変えて初の『辛味噌味玉』にしてみました。

味噌・みりん・豆板醤・めんつゆ・ニンニクなどを混ぜ合わせた辛味噌ダレに玉子を三日間も漬け込んだ渾身の自信作であり、クックパッドのレシピを忠実に再現したものです。

朝起きると歯磨きや顔を洗うよりもまず先に冷蔵庫を開け、味噌ダレと玉子が入ったビニール袋を「おいしくなーれ♪おいしくなーれ♪」と呟きながら何度も揉み続けてきたこの3日間。

これを渾身と言わずに何を渾身と言うのでしょう。







昭和の森でラーメン道Ⅲ

こうして作られた、一つ一つに物語のあるトッピング達を髭系ねぶりラーメンに盛り付けし、最後に髭系お約束の青菜&海苔3枚を添えれば、、、






昭和の森でラーメン道Ⅲ

髭系総本山 髭系ねぶりラーメンの完成です!!!





昭和の森でラーメン道Ⅲ

今回よりゲンコツを購入するスーパーを変更し、鶏油の抽出方法も一新したという髭系の新スープ。

金色色に輝くスープからは、ガラコ系の大きな特徴として知られる油&脂による『悪魔の2重層』は確認できません。

逆にこれまでの髭系スープよりも粘度が少ないというか、サラッとしている感じがします。


豚骨が弱いのか、それとも鶏ガラが強いのか…

いずれにせよ、これまでの髭系スープとは何かが違うことが分かりました。




心の準備はOKです、それでは頂くとしましょう。


私は三回大きく深呼吸をし、麺を一気に口内へとすすり込みました。





…マジかよ、、、




…このラーメン、、、

















昭和の森でラーメン道Ⅲ

うめぇぇぇ~…(震え声)



こりゃ、うんめぇぇぞぉぉー!!



やはり見た目通りに豚骨感は物足りないですが、その分鶏ガラ系の優しい旨味を感じることができ、非常に食べやすい一杯に仕上がっています。

さらに秀逸なのは髭系秘伝の醤油ダレです。

何をブレンドして作ったのかは知りませんが、とても上品でバランスの良い醤油感に仕上がっているんです。

これには腕前を上げたと素直に脱帽です。

髭茶髪さんが追い求める杉田家の味にはもちろんほど遠い出来ですが、『旨い家系っぽいラーメン』としては認めざるを得ない出来栄えでしょう。






昭和の森でラーメン道Ⅲ

ほぼ完飲してご馳走様!

これはシェイクさんにも良い報告ができそうです。



今回の髭系ねぶりラーメンは、、、







昭和の森でラーメン道Ⅲ

大成功!

謙遜しながらもまんざらでもない髭茶髪さんの雄姿を記念撮影♪






昭和の森でラーメン道Ⅲ

さて、まだねぶり会は終わりではありません。

続いて後攻はロビちゃんによる『ロビ系油そば』。

果たして、成功を収めた髭茶ねぶりラーメンに続くことはできるのでしょうか?

ロビちゃんが油そばの麺として選択したのは、安定の大勝軒山岸一雄監修によるつけ麺専用麵です。






昭和の森でラーメン道Ⅲ

「大丈夫でしょ、ハッキリ言って油そばは簡単だから失敗するわけがないと思う。」

昼からこういった慢心発言を繰り返し、余裕っぷりを示してきたロビちゃん。

茹で上がったつけ麺用の極太麵に、特製醤油ダレと油そばらしいトッピングを添えれば、あっという間に、、、








昭和の森でラーメン道Ⅲ

ロビ系油そばの完成です!!!

青菜・ネギ・魚粉・味噌味玉などトッピングは至ってシンプル。

様々な具材を添えるまぜそばと比べ、シンプルな具材で形成される昔ながらの油そばをイメージしたのでしょう。

どこか昭和を感じさせてくれる雰囲気があります。

ただし想定外だったのが、酔ったガブさんが髭系ねぶりラーメンにガブチャースーを全部入れてしまったので、ロビ系油そばが肉なしになってしまったことです(笑)

本来、油そばにチャーシューは必須な具材なんですが…

まあ、ないものは仕方ありませんね。

そこはロビ系油そば本来の味でカバーしてもらいましょう。






昭和の森でラーメン道Ⅲ

最近のマイブームであり、ロビちゃんにあえてリクエストさせてもらった油そば。



それでは頂くことにしましょう♪


私は油そばを数十秒間しっかりとしっかりと混ぜ合わせ、グチャグチャになった油そばを一気に口一杯に食らいつきました。



すると何故か食べた瞬間、口内に激しい痺れが襲いかかってきます。


身の危険を感じ、とにかくすぐに吐き出す私。



隣からは髭茶髪さんの咳き込む音も聞こえてきます。





やべぇ…


この油そば、、、













昭和の森でラーメン道Ⅲ

クソ…しょっぺぇぇ…(プルプルプル…)



味が濃いなんて生易しいもんではなく、もはや煮詰まった原液醤油にそのまま麵を絡めて食べてるようなもの。

ハッキリ言って絶対に口に入れちゃいけない系のやつで、食べると確実に死期を早めます。



殺人そば。



もはやこの表現しか頭に浮かばないくらい、ねぶり会に久々にガチでヤバい系が登場してしまいました。

この油そばを何系ラーメンかと聞かれたら、私は迷うことなく即死系ラーメンと答えるでしょう。








昭和の森でラーメン道Ⅲ

しかし隣に座る泥酔ガブさんは、もはや自分が何を食べているのか分かっていないのか、この殺人そばを無我夢中で食べ続けていました。

この世に未練がないのでしょうか?







昭和の森でラーメン道Ⅲ

そしてわざわざこの殺人そばを食べに来てしまったナオタンも大ピンチです。

隣で大荒れのロビちゃんをチラ見しながら、殺人そばを捨てる機会を伺います。










昭和の森でラーメン道Ⅲ

大失敗。


敗因はズバリ、油そばをナメていたに尽きるでしょう。

しかしラーメンの世界に簡単なものなど何一つないのです。

ロビちゃんには今回の大失敗をしっかりと反省し、次回への糧にして欲しいものです。


そして晒し者にされるロビ系油そばを、煙草をくわえ意地悪そうな笑みで見つめる髭茶髪さん。

いつもと逆の立場で優越感に浸っているのでしょう。

ここぞとばかりにロビちゃんの大失敗をいたぶっていましたがこれも勝負の世界、、仕方のないことです。








長かった戦いも終わり、あとは眠るだけとなったねぶり会。

最後に、私が体育祭でいなかった日中の様子を撮影しておいてくれたロビちゃんの写真をみんなで見ることしました。

「カモちゃんがいない間の写真を撮っといたから、もしブログで使える写真があったら使ってね♪」

そんなロビちゃんの優しさに感謝しながら写真を確認していきます。











昭和の森でラーメン道Ⅲ
※ロビちゃん撮影

おお、これは今まさにゲンコツをキャンプ用ハンマーで叩き割ろうとしている瞬間の写真ではありませんか。

髭茶髪さんの姿は写ってはいませんが、満面の笑みを浮かべていることは容易に想像がつきます。







昭和の森でラーメン道Ⅲ
※ロビちゃん撮影

ほほう、これはガブチャースーがこれから作られようとしている時の写真ですね。

スキレットでしっかりと焼き目をつけようとしている事が分かります。

今回、ほぐれることなく無事にリベンジを果たしたガブチャースーでしたが、裏ではしっかりと努力していたんですね。










昭和の森でラーメン道Ⅲ
※ロビちゃんによる自撮り。

…これは何?

もはや薄眼にしないと直視できないレベルです。

あまりに酷いのでロビちゃんに確認すると、ねぶり構えの新型候補だった『マウスピース型』ということが判明しました。

ただ手羽先をこうやって口に入れてしまうと食べられない事に気づいたのでお蔵入りになったそうです。








昭和の森でラーメン道Ⅲ
※ロビちゃん撮影

おお!これは髭系スープ作りが始まる時の写真ではないですか!

これだけの食材を投入してスープを摂っていたとは…

いやはや恐れ入りました。

今回の髭系ねぶりラーメンが大成功だったのもうなづける一枚でしょう。








昭和の森でラーメン道Ⅲ
※ロビちゃん撮影。

これは…髭系の源となる醤油ダレを作っている時の写真でしょうか?

前述でも書いたとおり、今回の髭系ねぶりラーメンはこの醤油ダレがとにかく秀逸だったのです。

むしろ今回の大成功はこの醤油ダレのお蔭といっても過言ではないくらいのバランスの良さでした。


しかし、、、ん?


気のせいでしょか?

何か市販の調味料なものを入れているようにも見えます。





そして次の写真で、その正体が明らかになりました。


それではご覧ください。
















昭和の森でラーメン道Ⅲ

















昭和の森でラーメン道Ⅲ

香味ペーストです。


事の重大さに気づいていないのか、香味ペーストを手に持ち満面の笑みでロビちゃんの写真撮影に応じている髭茶髪さんの姿がそこにありました。

これが不正行為だという事をまるっきり理解していないのか、写真の中の髭茶髪さんはとびきりの笑顔をしています。


あまりに衝撃的な一枚に言葉を失う私。


しかしロビちゃんは、この香味ペーストが疑いようのないドーピング行為だと確信していたのでしょう。

私にこの事実を知らせるべく、この写真を残してくれたのだと思っています。


ご存じだとは思いますが、香味ペーストと言えば様々な料理がこれ1本で作れてしまえるくらい万能な中華調味料であり、ねぶり会規定ドーピングの一種である鶏ガラや豚エキスも多く含まれています。

そもそも香味ペーストの袋にも大きな字で『味付け、これ1袋!』と書いてあるのでもはや言い逃れはできません。












昭和の森でラーメン道Ⅲ

失格処分。


ねぶり会に黒い影を落としたあの『髭系ドーピング事件』以来、再び不正に手を染めてしまった髭茶髪さん。

ねぶり精神に反する行為をして作った旨いラーメンに何の価値もありません。

なので今回の髭系不正ラーメンはロビちゃんの殺人そば以下の存在であり、ウンコと同じ位置づけとさせてもらいます。








昭和の森でラーメン道Ⅲ

勝者から失格へ。

こうして、最後の最後で大番狂わせのあったねぶり会の1日は終了しました。









昭和の森でラーメン道Ⅲ

翌朝、残った殺人そばと不正スープを見るだけで全身にむしずが走ります。







昭和の森でラーメン道Ⅲ

その後、我々ねぶり会は朝8時ちょうどに撤収を完了させ、、、






昭和の森でラーメン道Ⅲ

髭茶髪さん心の師である杉田家で朝ラーをしてから帰路に着きました。





大失敗&不正という、最悪の結果で終えることになってしまった今回のねぶり会。


次回の開催は全くの白紙となっています。


髭茶髪さんによって再び繰り返された悪しき不正行為。


この心の問題を根本的に見つめ直さない限り、もう二度とねぶり会が集まることはないかも知れません。


つけ麺担当シェイクさんが不在の中で起きてしまった今回の不祥事に対し、我々がどう向き合っていくのか。


しばらく間は、それぞれが自問自答の日々を過ごしていくしかないと思っています。



そしていつか、その答えが見つかった時、、、






またどこからかゲンコツを叩き割る音が聞こえてくるかも知れません。





















昭和の森でラーメン道Ⅲ


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この記事へのコメント
むむぅ、何とも急転直下な展開、ねぶり会でここまで深刻な不正が横行するようになっていたとわ( ̄□ ̄;)
髭メンバーの永久追放も考慮せずにはいられない緊急事態ではないデスカ(ToT)

加えて油ソバまで不発とは、まさにねぶり会存亡の危機。
せめてもの救いは女性会員候補の登場でしょうか(^-^;

ともあれ、これからのねぶり会の展開、腹を抱えて笑い転げつつ(タコ殴)シッカリと見守らせていただきますぞ。。。
Posted by GRANADAGRANADA at 2018年06月10日 21:45
欠席している2回。
短期間の欠席だと思ってたけど、どうやら歴史はマイナス方面に相当進んだようだね·····。
香味ペーストを満面の笑みで掲げる髭茶髪容疑者。蟄居、いやいや島流しの刑だね。
あのハーモニカスタイルと言う、昔のマンガでお皿ごとご飯を食べたような口を見せつけた、そばを凶器とする殺人鬼と一緒に♪
ア〇〇コ(仮)もラーメン作ったんだね(驚)
はい、ガブさん2軍落ち〜(笑)
ついでに一緒に島流し〜(笑)

んもう♪俺がいないと全くダメねぇ。
またいつか開催されるであろうねぶり会の時のため、更に腕を磨いておくからね!

···香味ペーストね。φ(..)メモメモ
Posted by シェイクシェイク at 2018年06月10日 22:55
ちょっと待ってくれ!

なんなんだこの言われようは!
ウンコやら容疑者やらまるで再犯を犯した犯罪者じゃないか!
香味ペーストの何が悪い!
殺人そばのせいで危うく晩飯抜きになるところだったんだぞ!?

感謝はされても文句を言われる筋合いは無い!
しかも香味ペーストの袋には「味付け、これ1袋!」と書いてあるが俺が入れたのは倍の2袋だ!
これは不正でも何でもないギリギリセーフのラインでしょ!


とは言いましたが本当は深く反省しております(ToT)
でも1度ドーピングを覚えてしまうとなかなか抜け出せないのがドーピングの恐ろしいところ、依存性が高いのです(ToT)

この日、「香味ペーストやめますか?人間やめますか?」と問われたら間違いなく「人間やめる。」と答えたでしょう。

今から更生施設に行ってきます(ToT)
市販調味料依存性が治るまで皆様さようなら(´Д` )ネブネブ
Posted by ダルク髭 at 2018年06月11日 08:49
グラさん、こんにちは☆

油そばがクソまずかった分、今回の髭系は本当に美味しくてベタ褒めしてたんですけどね~。

まさか香味ペーストを2袋も入れていたとは夢にも思いませんでした(笑)

本来であれば永久追放が相当するのかも知れませんが、彼にまだ更生の可能性がほんの少しでもあるのであれば、もう一度だけそこに賭けてみたいのも正直な気持ちです。

まだ次回があるかないかは全くの未定ですが、もしその時がきたらグラさんが温かく見守っててくれたら嬉しいです♪
Posted by kamome78kamome78 at 2018年06月12日 10:31
シェイクさん、こんにちは☆

つけ麺担当が不在の2回、少しでも成長したねぶり会の姿を見せたかったんですが、結果は残念ながらガラコ系アゲインと新たなドーピングの発覚でした(笑)

もうねぶり会に今以上の進歩は無理なのでしょうか…

いつかまたねぶり会が開催される時があればぜひとも参加してくださいね。

その時は最高のつけ麺を完成させて、ねぶり会はまだ進化するところを見せつけてください!

ただシェイクさんの場合はラーメン作りの前に、まずは酒に飲まれない体作りからですけどね(笑)

当日、シェイクさんが酒に飲まれたかどうかは顔を見ればすぐに分かるんで、その時はホッピーと一緒に島流しにしますからね~♪
Posted by kamome78kamome78 at 2018年06月12日 10:59
拝啓 ダルク髭さんへ

今頃あなたは更生施設で市販調味料依存症と戦う日々を過ごされていることでしょう。

どうですか?少しは施設での生活には慣れましたか?

あなたが人間をやめたあの日から、ねぶり会の時間も止まってしまいました。

残された4人、何回もあなたとの今後について話し合いを行いました。

追放するか、共に歩くか。

その結果、もう一度あなたと一緒に手羽先をねぶりたいという思いで一致しました。

いつか市販調味料依存症を克服し、再びキャンプ用ハンマーでゲンコツを叩き割りたいと心から願うその日が来たら…

連絡ください、待っています。
Posted by kamome78kamome78 at 2018年06月12日 11:29
この企画すべらんなぁw
Posted by まこ at 2018年06月12日 11:38
まこさん、こんにちは☆

ノンフィクションをウリにしていますw
Posted by kamome78kamome78 at 2018年06月12日 11:44
こんちゃー(^-^)

ユニのツーバーナーが泣いている(笑)
寸胴は、もう使わんのかーい!てっきりプロパン持ってくるもんだと思ってましたよ。火力アップのために(笑)

ガブさんは、殺人ソバ完食したんですか?体に異変はないのでしょうか?

ラーメン道ってホントに深いですね!
ん、なんか違う?

今回も大爆笑させてもらいました
ちょっと仕事中に読むのは危険です(笑)
願わくばこのシリーズが永遠に続きますように
来たるべき日のために、僕もネブリマイスターになるべく技の習得に頑張ります(´∀`)

あぁー、杉田家行きたい!
Posted by shinn.shinn. at 2018年06月16日 11:32
醤油だれ(カエシ)はチャーシューを作るのに使う醤油を使用すると美味しいよ。
正しくは醤油だれにチャーシューを漬け込んで作るといえばいいのかな?
次回髭さんが更生できていますように。

過去に家で麺・スープ・カエシ等全て自分で仕込み二郎を作っていた人間よりw
Posted by まさ&あつまさ&あつ at 2018年06月19日 12:23
shinn.さん、こんにちは☆

髭茶髪さんがキャンプ場に寸胴とプロパンガスを持ち込もうとしたら、さすがに全員で羽交い絞めにすると思います(笑)

みんなの箸が止まる中、ガブさんだけは殺人ソバを完食してましたね~…
ただ相当酒に飲まれてたので、きっと視覚と味覚を完全に失っていたんだと思います。
きっとミートソースでも食べた気でいたのかも知れません(笑)

まぁ、これもラーメン道ってやつでしょうね。

…いや、絶対違うw

いつかshinnさんと共にねぶれる日を夢見つつ、これからも精進していきたいと思います♪

杉田家がそっち方面にもあればいいんですけどねぇ…
一番近い直系だと富山にある『はじめ家』でしょうかねぇ?

shinnさんの食レポ楽しみにしています!笑
Posted by kamome78kamome78 at 2018年06月19日 15:13
まささん、こんにちは☆

おお!
まささんも最高の二郎を目指してラーメン道を歩いていた過去があったのですねw
しかも麺まで!?すげー!
私は二郎も好きなのでちょいちょい行きますが、あの麺とスープを創り出すのは相当大変だったと思います。

そんな先駆者まささんからの貴重なアドバイス、髭茶髪さんにしっかりと伝えておきます!

私も身体が持たないので、そろそろ普通に美味しいラーメンが食べたいですから(笑)
Posted by kamome78kamome78 at 2018年06月19日 15:33
こんばんは!!
冒頭、娘さんの運動会の和やかな話から始まったラーメン道...まだラーメンを嫌いになってほしくないというw凄すぎる理由で向かった『昭和の森キッチンスタジアムw』ではやっぱり波乱万丈でしたね(笑)
ロビさんが新しいジャンル[油そば]にチャレンジするとの事で、千葉の巨匠、髭茶髪さんはどれだけ髭系の精度を上げて迎え撃つ事ができるのか、楽しみでありながら若干の緊張感もありつつスマホをスライドして読み進んでいきました。
すると出てきた画像が髭茶髪さんの(知恵の輪型)という、どうやったらこんなに手羽先がクロスするんだろうwっていう謎のねぶり画像でした(笑)
その先を進むとロビさんの(ひょっこりはん型)という、もはやねぶりじゃなくてもいい画像でした(笑)
笑いながら見ていたらまさかのガブさんの奥様の完成度の高いラーメン画像!
俄然ねぶり会の雄、髭茶髪さんならやってくれる!面白いだけじゃない!過去にkamomeさんを唸らせた極上の一杯をまた見せてくれるに違いないって!見てるこちらが力が入りました\(>_<)/
今回も美味しそうなガブさんチャーシューに、なんといっても過去のブログからでも無償の玉子愛を感じるkamomeさん特製味玉(絶対美味しいと思います)!
最高の具材を手に入れた髭茶髪さんの至極の一杯!kamomeさんが震える美味さ!きた!髭茶髪さん!か、かっけぇ!
そしてねぶり会一の安定感を誇るロビさんの油そば!!
...失敗(笑)
しかも殺人ラーメンとかひどいwww
それを夢中で食べるガブさん、
この世に未練がないのでしょうか(笑)
爆笑です!!
ロビさんはまた油そばの精度を上げてくれると信じながら、kamomeさんが到着するまでの写真をほのぼのと...
え?
嘘でしょ?
嘘って言って下さい!
髭茶髪さん!
またドーピングじゃないですか(笑)
香味ペーストってw
ちょうどCMで『ラーメン屋の味っ!』
てリアルタイムでやってますよ(笑)
これわkamomeさんに失格処分を受けても、ウンコと同じ位置づけにされてもw致し方ないと思います...
ただ、もう次はやらないと信じたいです(笑)
自分は髭茶髪さんを信じ続けます!
でも香味ペーストを手にポーズをとってる髭茶髪さんを見てると、とっても不安です(笑)(笑)(笑)


今回のラーメン道も最後は本当にまさかのオチでしたが、最高に楽しくて笑っちゃう内容でした♪♪
次回のラーメン道での髭茶髪さんの復活を信じて笑kamomeさんのブログを待ってます(^o^)
長文失礼しました。。。
Posted by おがドレッドおがドレッド at 2018年06月20日 20:01
おがドレッドさん、こんにちは☆

おがちゃん!体調があまり良くないのに長文コメントありがとうございます!

現在の体調はどうなのでしょう。
少しずつでも快方に向かっているのでしょうか?

ねぶり会一同、心よりおがちゃんの1日も早い回復を願っていますからね!

しかし今回の殺人そばを食べた時は私も本気で体調が悪くなりそうでした…。
ガブさんは酔った勢いで殺人そばを完食しちゃったのですが、翌日は激しく後悔してましたよ(笑)
きっと寿命が数ヶ月は縮まったと思います。

そして髭茶髪さん…

彼はまた罪を犯してしまいましたよ。

もちろん過ちは誰にでもあるものですが、彼の悪いところは自分が悪いことをしているという認識が著しく欠落しているところなんです(笑)

彼からすると香味ペーストはアウトではなく、グレーゾーンでギリセーフだと思っていたから、あの撮影に満面の笑顔で応じていたかも知れませんが、鶏ガラなどが入っている時点でアウトだと気づかなければいけませんよね。

その証拠におがちゃんが観たCMでも『ラーメン屋の味っ!』って思いっきり宣伝してるじゃないですかw

最高の一杯を目指してラーメン道を歩くためには、まずは彼の心の浄化から始めなければいけないと痛感しました。

そして杉田家の味は無理でも、せめて人体的に無害なラーメンを作れるようになって欲しいと思っています。

まだまだ時間はかかりそうですが、オガちゃんに自信を持って提供できる一杯が完成するまで温かく見守っててくれると嬉しいです♪
Posted by kamome78kamome78 at 2018年06月25日 15:52
 
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昭和の森でラーメン道Ⅲ
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